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ジャガーズ、OTキャム・ロビンソンに2年連続でフランチャイズタグ指定

2022年03月09日(水) 12:08


キャム・ロビンソン【AP Photo/Zach Bolinger】

オフェンシブタックル(OT)キャム・ロビンソンは3シーズンで3人目のヘッドコーチ(HC)とプレーすることになる。一方で、フランチャイズタグの下でプレーするのは2年連続になる。

ジャクソンビル・ジャガーズがロビンソンに再びフランチャイズタグを指定した。チームが現地8日(火)に発表している。

2021年に1,375万ドル(約15億9,000万円)を手にしたロビンソンは、2022年にタグの下で1,666万2000ドル(約19億3,000万円)を受け取ることになる。ロビンソンとチームは7月15日(金)の期限まで長期契約締結に取り組むことが可能だ。2年連続でタグを指定された選手として、ロビンソンには前年の120%以上のサラリーが支払われるが、2022年のオフェンシブラインマンのタグに対する報酬(1,666万2000ドル)がそれを上回った。

レフトタックル(LT)であるロビンソンは2021年に『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』のグレードで67.4という評価を得ている。それほど驚く数字ではないが、これはロビンソンのキャリアベストであり、ジャガーズOLの先発メンバーの中でベストでもある。

26歳のロビンソンは2017年NFLドラフトの2巡目でジャガーズに指名されて以来、これまで61試合のすべてに先発してきた。

ジャガーズの新HCであるダグ・ペダーソンはフィラデルフィア・イーグルス時代に、オフェンシブラインの要としてプロボウルに選出される優秀なOTであるジェイソン・ピータースに頼っていた。ペダーソンHCがジャガーズを成功に導く上で、堅実なオフェンシブラインが必要になるだろう。ペダーソンHCはどうやらけん引役としてロビンソンに期待することになりそうだ。

ロビンソンにタグを使用したことで、ジャガーズが2022年NFLドラフトの全体1位で誰を指名するつもりなのかがまた分からなくなっている。今回の動きによって、アラバマ大学のOTエバン・ニールはなくなったということだろうか? いや、ペダーソン一行はニールを指名し、2020年にニールがクリムゾンタイドでプレーしていたライトタックル(RT)に起用するつもりなのかもしれない。

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