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新しい契約についてWRディッグスと話し始めていないとビルズGMビーン

2022年03月09日(水) 12:45


バッファロー・ビルズのステフォン・ディッグス【AP Photo/Adrian Kraus】

ステフォン・ディッグスがNFLのトップワイドレシーバー(WR)であることはもはや疑いの余地はない。バッファロー・ビルズにはそれにふさわしい契約を彼と結ぶ時が迫っている。

ディッグスの現行の契約は1年当たり平均で1,440万ドル(約16億6,900万円)と、全レシーバーの中で20位となっている。あろうことか、このビルズのスター選手はカロライナ・パンサーズのWRロビー・アンダーソン(1,475万ドル/約17億1,000万円)よりも年俸が低いのだ。ビルズでの2シーズンでそれぞれ1,200ヤードを超えているプロボウル選抜のワイドアウトにとって、給料アップの期限はとっくに切れている。

現地8日(火)に地元のラジオ番組『WGR 550』に出演したジェネラルマネジャー(GM)のブランドン・ビーンは、契約についての話はまだ始めていないと明かした。

「われわれはすべてを見直す予定だ。特にサラリーキャップに占める割合の大きい選手に関しては、あらゆることを考慮して契約を再構築したり、延長したりしようと思っている。全ての面に配慮する。ステフォンの契約もどこかの時点で見直すことは間違いない。双方にとって納得いくものにしたいと考えている。だが、現時点ではまだ話し合いは始めていない」

ビルズは来週の新しいリーグイヤーの開幕を前に、サラリーキャップを2億820万ドル(約241億2,400万円)以内に収めるためにやるべきことがたくさんある。ビーンGMの見積もりによれば、ビルズは現在600万ドル(約6億9,500万円)以上オーバーしているという。

ディグスは現在、2022年に1,791万7000ドル(約20億7,600万円)、2023年にチーム最高額となる1,805万ドル(約20億9,000万円)分のサラリーキャップを占めており、今後2年間のベースサラリーはそれぞれ1,250万ドル(14億4,800万円)強とされている。スターワイドアウトの契約を延長することによって、当面の間は彼のサラリーキャップを下げると同時に、ディッグスの生産性に見合った金額を払うことができるかもしれない。

ビーンGMが嘘をついていない限り、新しい契約を主軸に目先のサラリーキャップを削減する代わりに、いずれはディッグスに関してはそのような選択肢を検討するだろう。

一方で、ビルズがトレード先を探すことを許したWRコール・ビーズリーについてビーンGMは、チームがこのベテランレシーバーに対してはトレードから復帰まで、あらゆる選択肢を残していると、先週に『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロに話した内容を繰り返した。

「われわれは彼の話に耳を傾け、内部でも話し合い、最終的にはコールが相手を見つけたらトレードを許そうということになった」とビーンGMは述べた。「すべての選択肢をまだ残している。今はそういうことだ。これ以上そのことについて話すつもりはない。コールと彼の家族がこの3年間に組織のために貢献してくれたことには感謝している。あとは成り行きに任せるつもりだ。今のところどうなるかは分からない」

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