ニュース

今後については「自分がプレーしなくなるまでプレーする」とイーグルスCケルス

2022年03月10日(木) 12:11


フィラデルフィア・イーグルスのジェイソン・ケルス【AP Photo/Julio Cortez】

センター(C)ジェイソン・ケルスは自分が非常に望まれる存在であることを知っていなければならない。

フィラデルフィア・イーグルスで長くセンターを務めるケルスは未来についての質問を数多く受けており、残留を望むヘッドコーチ(HC)ニック・シリアニからはビールが樽で送られた。

イーグルスはケルスの帰還を望んでいる。フットボールフィールドに戻るかどうかの決断はケルス次第だ。

『NBC Sports Philadelphia(NBCスポーツ・フィラデルフィア)』によれば、『WIP』に出演したケルスは「もっともな質問だな。こう答えようか。今回も、前と同じ答えだ」と話したという。

「俺は自分がプレーしなくなるまでプレーする。今はフィラデルフィア・イーグルスの現役選手だ。チームメイトが大好きだし、この街でプレーするのが大好きだ。やめるときがきたら、それを嫌ってほどはっきりさせるさ」

「俺はラジオで何か発表したくはない。すべてがある方向に向かっているような感じはあるけれど、そういうことすべては最初にチームメイトやコーチに明かしたい。今日発表することはないぜ」

ケルスは決断に時間をかけており、また、その権利がある。オールプロに4度、プロボウルに5度選ばれているケルスはキャリアの大部分においてチームの主力だった。その傾向は過去2シーズンで高まり、2021年にイーグルスが荒れた海を泳ぎ切って驚きのプレーオフ進出を遂げる推進力となっている。高い信頼性を誇るケルスは、過去7シーズンで出場可能な試合ではすべて先発を務めてきた。

シリアニとイーグルスがその復帰を待つのも当然だ。フランチャイズの軸ともいえる選手にもう1年の残留を説得するには、樽ビールに加え、ケルスのマーケット価値を足す1年契約が必要だろう。

ケルスはフィラデルフィアからどれほど愛されているかを知る必要がある。新リーグイヤーの開始が迫り、決断の時は近づいた。しかし、ケルスに急ぐつもりはない。

「どういう決断を下すにしろ、どこかで後悔はあるだろう。彼らがお前は終わったというなら、そういうもの。ドアは閉じられたってことさ。でも、そういう決断についてはどちらにしてもある程度の後悔はある。チームメイトと一緒にロッカールームにいて、フィールドに出ていかないことを後悔するだろう。復帰したらしたで、何かあったときに、なぜ続けてしまったんだ? ってことになる。後悔しないように生きなきゃな。ただこの瞬間を楽しみ、一緒にいる人たちと楽しむんだ」とケルスは話した。

【A】