グリーンベイ・パッカーズのオーナーグループはずいぶん大きくなった。

パッカーズは現地10日（木）、2月に行われたフランチャイズ史上6度目の株式発行によって17万6,160名の新規株主を獲得したと発表した。

今回、調達できた約6,580万ドル（約76億5,000万円）は現在進行中のランボーフィールドの建設プロジェクトに充てられる。このプロジェクトでは、スタジアムの大型スクリーンやコンコースのアップグレードなどが行われる予定だ。

パッカーズの社長兼CEOであるマーク・マーフィーは声明で次のように述べている。「先日の株式公開では、ファンの皆さまから熱い反響をいただき、大変うれしく思っている。国内およびカナダから新しい世代の株主を迎えることができて光栄だ。そうした支援は、われわれがファン体験を向上させ、ランボーフィールドに投資し続ける上で不可欠な要素となってくる。年間を通じて利用できる一流の施設としてスタジアムを維持することは、フランチャイズと地域社会双方の持続的な成功に貢献するだろう」

今回の募集期間中に1株300ドル（約3万5,000円）で19万8,000株以上が売却され、パッカーズは株主数が53万7,000人を超える組織となった。前回、2011年に株式を発行したときは25万人以上の株主を新たに獲得し、6,740万ドル（約78億4,000万円）を調達してエントランスタワーや北側エンドゾーンの展望台、南側エンドゾーンの約6,600席を設置するのに充てている。

【RA】