有望な選手としてラスベガス・レイダースと高額契約を結ぶも、その期待に沿えなかったアウトサイドラインバッカー（OLB）コリー・リトルトンは、新たな所属先を探すことになった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地10日（木）に伝えたところによると、レイダースは新リーグイヤーが始まる来週に放出する予定であることをリトルトンに通達したという。

2018年にプロボウルに選出され、2019年にはロサンゼルス・ラムズでキャリアハイとなる134回のタックルを記録したリトルトンは、3年3,520万ドル（約41億円）の契約にサインしてレイダースに加入したが、一度もそれに見合った活躍を見せられなかった。

6月1日（水）より前にリトルトンを放出した場合、レイダースは176万ドル（約2億1,000万円）のキャップスペースを確保することになる。

ラムズで過ごした4シーズンのうち、特に最後の2年間で好成績を残して多才さをにじませていたリトルトンだが、レイダースでかつての輝きを見せることはなく、2020年と2021年には『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス）』にそれぞれ47.1と47.8という悲惨なグレードをつけられていた。

レイダースがヘッドコーチ（HC）ジョシュ・マクダニエルズと守備コーディネーター（DC）パトリック・グラハムのもとで新たな時代を迎えようとしている中、新たなチームを探すリトルトンは以前の調子を取り戻すためにより良い環境を求めている。

【RA】