タイタンズの「フロント4」がいれば、スーパーボウルで勝てるとOLBランドリー
2022年03月11日(金) 23:382021年の第1シードを獲得するために苦しい道のりを乗り越えたテネシー・タイタンズだったが、プレーオフではわずか1戦で、その後AFCチャンピオンとなったシンシナティ・ベンガルズに敗れ去った。
大型の新契約を得たエッジラッシャーのハロルド・ランドリーは、タイタンズのフロント4ならば2022年はさらに先まで進めると信じている。
「俺たちは、自分たちがスーパーボウルに出て、勝てるチームだという確信を持っている」と現地10日(木)、ランドリーは『Associated Press(AP通信)』に話した。「俺たちのフロント4ならその先頭に立てると思う。深いところで、それがここに戻ってきた大きな理由の1つでもあるんだ。ここには勝利の文化があるからな。証明された勝利の文化だ。俺にとってはそれが本当に重要だったんだ。このチームにはそれができる」
タイタンズのポストシーズンの失敗は、クオーターバック(QB)ライアン・タネヒルが喫した3つのインターセプトを含め、その日のオフェンスの苦戦が主な理由だった。テネシーのディフェンスはランドリーの1.5回を含めてその試合でジョー・バロウを9回サックしている。
フリーエージェントになる前に、テネシーと5年間で8,750万ドル(約102億3,000万円)の新契約にサインしたランドリーは、自分とディフェンシブエンド(DE)ジェフェリー・シモンズ、アウトサイドラインバッカー(OLB)バド・デュプリーとDEデニコ・オートリーの4人で、先頭に立って力を発揮できるディフェンスを結成できると考えている。
そのためには、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)でバローやジョシュ・アレン、パトリック・マホームズ、ジャスティン・ハーバート、ラッセル・ウィルソン、ラマー・ジャクソンや他のQBたちを倒さなければならない。
「こうしたクオーターバックたちはみんな、毎年ゲームを次のレベルに引き上げている。俺たちもそうしなきゃならない」とランドリーは言う。「これはそういうゲームなんだ。支配的なフロント4がいれば、どんなゲームにだって勝つチャンスがある」
「俺たちにはフロント4に猛犬がいる」と彼は付け加えた。「誰一人として満足を知らず、常にハングリーで、常に改善を目指している。それが一番重要なんじゃないかな。俺たち4人は全員、フィールドに出るたびに同じマインドセットを共有していて、そこで一番のプレーヤーになりたいと思っているんだ。チームを率いてインパクトを与え、スーパーボウルで勝つためにはそういう特性が必要だと思う」
【M】