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レイダースがDEクロスビーと4年116億円の契約延長に合意

2022年03月12日(土) 09:30


ラスベガス・レイダースのマックス・クロスビー【NFL】

ラスベガス・レイダースのエッジラッシャーであるマックス・クロスビーは禁酒記念日を盛大に祝っている。

レイダースがディフェンシブエンド(DE)のクロスビーと4年9,898万ドル(約116億1,000万円)の契約延長に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地11日(金)に伝えた。チームはその後すぐに、クロスビーと複数年契約を結んだことを公式に発表している。

また、契約金額は9,500万ドル(約111億5,000万円)で5,300万ドル(約62億2,000万円)が保証されているとラポポートとペリセロはつけ加えた。

「レイダーネーション!!!!! やり残したことにかたをつける」

このニュースは、クロスビーがアルコール依存症のリハビリ施設に通うようになってから2年目の記念すべき日に発表されている。

イースタンミシガン大学からドラフト4巡目指名を受けてNFL入りした後にわずか3年でプロボウルに選出された経歴を持つクロスビーは、新契約で多額の報酬を得ることになった。

2021年シーズンはわずか8回のサックしか記録していないと評価されているかもしれないが、スタッツが示す数字よりもはるかに多くの混乱を引き起こしていた。クロスビーは昨シーズンにクオーターバック(QB)プレッシャー82回、QBハリー53回をマークしており、『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、どちらもNFLトップの成績だったという。

24歳のクロスビーはNFL最高クラスの若手エッジラッシャーの1人だ。新体制となったレイダースが初めにクロスビーの長期契約をまとめたのは偶然ではない。クロスビーはレイダースが厳しいAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区で次のステップに進み続けるために必要な人材だ。

生まれたときから体が大きく、母親から名前に“X”をつけられたマックス(Maxx Crosby)は、今やスター選手並みの報酬を受け取るまでに成長した。

【RA】