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カウボーイズがKズアーレインを放出、TEジャーウィンをウェイバーに

2022年03月12日(土) 10:55


ダラス・カウボーイズのグレッグ・ズアーレイン【NFL】

サラリーキャップの問題に対処するとなると、ダラス・カウボーイズはまったく手加減しない。

カウボーイズはキッカー(K)グレッグ・ズアーレインを放出して故障者指定しているタイトエンド(TE)ブレイク・ジャーウィンをウェイバーにかけたと発表した。

また、チームはコーナーバック(CB)レジー・ロビンソン二世とランニングバック(RB)アイトー・スミス、練習生だったワイドレシーバー(WR)ロバート・フォスターの3人を放出したことも発表している。

キャリア最初の8年間にロサンゼルス・ラムズでプレーしていたズアーレインは、2020年にカウボーイズと契約した。カウボーイズではこれまでに32試合に出場してフィールドゴールの82.9%とエクストラポイントの89.3%を成功させてきた。2022年のキャップナンバーが280万ドル(約3億3,000万円)だったため、カウボーイズはズアーレインを放出することにし、そのうちの248万5,000ドル(約2億9,000万円)を回収している。

ジャーウィンは2018年と2019年に有望視されていたが、2020年に契約延長に合意してから2シーズンの間はなかなか出場できず、合わせて9試合しか出場していない。契約延長後に初めて臨んだレギュラーシーズンの試合でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したジャーウィンは、シーズンの残りの期間も棒に振っている。2021年シーズンにはバックアップとして復帰を果たすも、股関節を負傷して11月に故障者リザーブ(IR)に入った。

キャップナンバーはわずか585万ドル(約6億9,000万円)であるため、生産性のある――さらに重要なのは、試合に出場できる――タイトエンドであることが証明されていれば、カウボーイズはジャーウィンをひきとめる余裕があるように見える。しかし、キャップの問題に直面しているカウボーイズは、サラリーを削減するためにあらゆる手段を尽くしており(WRアマリ・クーパーやオフェンシブタックル/OTラエル・コリンズについても議論しているところだ)、残留させるに値するだけの結果を残せていない選手への判断はすぐに下していくだろう。

キッカーに関しては、比較的安価で若い選手を他で見つけることができるはずだ。

【RA】