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他チームからトレードの関心を集めているイーグルスDTコックス
2022年03月12日(土) 12:42昨シーズンのトレード期限に向けて、フィラデルフィア・イーグルスはディフェンシブタックル(DT)フレッチャー・コックスをトレードする寸前のところまできていた。最終的に取引は実現しなかったが、コックスをイーグルスから引き抜くことへの関心はいまだに弱まっていない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地11日(金)に関係者の話を元に伝えたところによると、NFLの各チームはコックスのトレードの可能性についてイーグルスに連絡を取り続けているという。
昨シーズンはジョナサン・ギャノンがイーグルスの守備コーディネーター(DC)に就任。ギャノンDCのもとで前途多難なスタートを切ったコックスは、公然とゲームプランを批判することもあった。しかし、チームが終盤に6勝2敗という成績を挙げてポストシーズン進出を果たしたことにより、双方の意見の相違はなくなっている。
昨シーズンに16試合に出場した31歳のコックスは、彼自身の標準的な成績を下回るサック3.5回、タックル35回をマーク。2021年シーズンに逃すまでは6年連続でプロボウルに選出されていた。
複数回にわたる契約の再構築を経て、コックスをトレードすればイーグルスのキャップスペースには多額のデッドマネーが残ってしまうだろう――とはいえ、ジェネラルマネジャー(GM)ハウィー・ローズマンはかつてそういった決断を下したことがある。あるいは、イーグルスは6月1日(水)以降にトレードを実行することで、デッドマネーの一部を軽減するかもしれない。
【RA】