ブラウンズ、ジェッツ、ライオンズ、レイダースがWRロビンソンに関心か
2022年03月14日(月) 12:42ワイドレシーバー(WR)アレン・ロビンソンはシカゴ・ベアーズで期待外れの成績を残してシーズンを終えたが、それはロビンソンを求めるチームにとって妨げにはならないようだ。
ニューヨーク・ジェッツとデトロイト・ライオンズ、ラスベガス・レイダースはロビンソンとの契約を求めるチームに“加わる”可能性があると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地13日(日)に伝えた。クリーブランド・ブラウンズもロビンソンの獲得を検討中だとラポポートはつけ加えている。
当然、これまでに挙げた4チームはいずれもワイドレシーバーを求めているところだ。
キャリア8シーズンを通して、クオーターバック(QB)がパッとしないときでも輝かしい成績を収めてきたロビンソンは、これまでに3回も1,000ヤード超えのシーズンを経験しており、2019年から2020年にかけてはキャッチ200回で2,397ヤード、タッチダウン13回をマークしている。2021年はキャッチ38回で410ヤード、タッチダウン1回を記録。いずれの記録も1試合しか出場しなかった2017年シーズンを除いて過去最低の結果となった。
2021年シーズンはハムストリングのケガが原因で12試合しか出場していないとはいえ、どの時点でも調子を上げることができずに終わっている。在籍してから4年目にあたる昨シーズンは、ベアーズで過ごす最後のシーズンだったかもしれない。
キャリア最初の4シーズンをジャクソンビル・ジャガーズで過ごし、その後に4年にわたってベアーズでプレーしていたロビンソンは、3つ目のチームに入団しようとしている。
2015年にプロボウルに選出された経歴を持つロビンソンがニューヨーク・ジェッツに入団すれば、ナンバー1の役割を担うことになりそうだ。WRのコーリー・デイビスやエライジャ・ムーアを擁するジェッツは、2021年ドラフト1巡目指名を受けたQBジャスティン・フィールズと共にプレーしていたロビンソンに、同じく2021年ドラフト1巡目指名を受けてチームに入団したQBザック・ウィルソンを支える役割を担ってもらおうとしているのだろう。
ルーキーシーズンの終盤に急成長を見せたWRアモン-ラ・セント・ブラウンがいるとはいえ、ロビンソンはライオンズでもナンバー1の役割を得られる可能性が高い。また、ライオンズに加われば、ロビンソンは1シーズンで2回もベアーズと対戦することになる。
レイダースに関してはタイトエンド(TE)ダレン・ウォーラーや傑出したスロットWRであるハンター・レンフロウを擁しており、ロビンソンはレシーバー陣をこの上なく優秀なものに変える最後のピースとなり得るだろう。また、これまでに共に戦ってきたどのQBよりもはるかに実力があり、統計的に優れているデレック・カーとプレーする機会も得られるはずだ。
一方、ブラウンズこそ最も魅力的な移籍先かもしれない。ブラウンズに入れば、ロビンソンはWRアマリ・クーパーを迎え入れてWRジャービス・ランドリーに別れを告げようとしている才能豊かなロースターに加わることになる。
悔しいシーズンを終えて数カ月が経ち、ロビンソンにはチャンスに溢れたオフシーズンが待ち受けている。
【RA】