WRガラップがカウボーイズと5年74億円で再契約
2022年03月14日(月) 14:22長い間、ダラス・カウボーイズでナンバー3ワイドレシーバー(WR)と見られていたマイケル・ガラップは、ナンバー1WRが受け取るような高額の契約でチームに戻ることになった。
ガラップがカウボーイズと5年6,250万ドル(約73億6,000万円)の契約に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとキャメロン・ウォルフが現地13日(日)に伝えている。
カウボーイズがWRアマリ・クーパーのトレードをクリーブランド・ブラウンズと合意した翌日に、ガラップはシーディー・ラム率いるレシーバー陣を安定させる存在としてカウボーイズと再契約を結んだ。
『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、ガラップの契約は全ワイドレシーバーの中で13位となっており、年俸ベースでは22位タイにつけているとのこと。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、ガラップは23歳以下の時点でキャッチ65回以上、1,000ヤード以上、タッチダウン5回以上を1シーズンで記録したフランチャイズ史上2人目の選手だという。ラムはそれを達成したもう1人の選手であり、日曜日の合意からはカウボーイズが若手の才能を伸ばすことに重点を置こうとしていることがうかがえる。
ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したガラップは2021年シーズンに9試合しか出場しておらず、キャッチ35回で445ヤード、タッチダウン2回という記録にとどまっていた。今回のような大型契約を結んだことを踏まえると、ガラップが健康を取り戻すとカウボーイズが確信しているのは明らかだ。
フリーエージェント(FA)期間を前にカウボーイズはWR計画を整理し始めており、これまでにクーパーが去り、ガラップが戻ってきている。
【RA】