トム・ブレイディ効果はすでに発揮されているようだ。

タンパベイ・バッカニアーズはセンター（C）ライアン・ジェンセンと3年3,900万ドル（約45億9,000万円）の再契約を結んだという。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地13日（日）夜にジェンセンの代理人の話を元に伝えている。ジェンセンは契約時に2,300万ドル（約27億1,000万円）を保証される予定だとラポポートはつけ加えた。

フリーエージェンシーの開始を目前に控える中、クオーターバック（QB）ブレイディが引退しないことを発表した数時間後に今回の再契約は報じられている。ジェンセンのソーシャルメディアの反応を見る限り、このタイミングは偶然とは思えない。

Well I guess I better order some more baby powder. LFG!!!!!! pic.twitter.com/dfhJaPqxi7

— Ryan Jensen (@sinjen66) March 14, 2022

「ベビーパウダーを注文した方が良さそうだ。LFG!!!!!!」

昨シーズンに初めてプロボウルに選出されたジェンセンは、バッカニアーズに在籍している4シーズンの間に一度も先発出場を逃していない。

キャリアをスタートさせたボルティモア・レイブンズで4シーズンにわたってプレーしていたジェンセンは、バッカニアーズに移った後にトップクラスのセンターとして活躍を見せるようになっている。

フリーエージェントに向けて、ブレイディ効果で他の選手――例えば、タイトエンド（TE）ロブ・グロンコウスキーやランニングバック（RB）レナード・フォーネットなど――もバッカニアーズに戻ってくるかどうか、興味深いところだ。

この日はバッカニアーズにとってものすごく肝心な1日となり、かなり重要な夜にもなった。

【RA】