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スティーラーズがQBトゥルビスキーと2年契約に合意

2022年03月15日(火) 06:17


バッファロー・ビルズのミッチェル・トゥルビスキー【AP Photo/David Banks】

ピッツバーグ・スティーラーズはベン・ロスリスバーガーと同じくオハイオ州出身のクオーターバック(QB)とともに、ポスト“ビッグベン”時代を歩み始める。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは現地14日(月)、情報筋の話としてスティーラーズがQBミッチェル・トゥルビスキーと2年契約に合意したと報道。

かつてドラフト全体2位指名でNFL入りしたトゥルビスキーはメイソン・ルドルフや元ドラフト1巡目指名選手のドウェイン・ハスキンズを抑えて先発QBとなることが予想されている。

トゥルビスキーはキャリア最初の4年間をシカゴ・ベアーズで過ごし、2年目にはプロボウルにも選出されたが、パフォーマンスに苦悩した上、ベアーズファンからも気に入られず、2021年にはバッファロー・ビルズでイメージ回復に努めようとするも、ジョシュ・アレンのバックアップに甘んじてフィールドでその姿を見ることはほとんどなかった。

トゥルビスキーが最後に先発プレーヤーとして過ごしたシーズンは2020年、9試合でスターターを務め、パス成功率67%、2,055パスヤード、タッチダウンパス16回、インターセプト8回、パサーレーティング93.5だった。

キャリアの早い段階でポテンシャルを垣間見せるも、トゥルビスキーはダウンフィールドでの正確性に苦戦し、ポケットパサーとしての成長は見せられていない。フットワークからディフェンスの読みまで、シカゴで過ごした後のトゥルビスキーは基礎の全面改善を必要としていた。

短い距離ではうまくコネクトし、安パイなパスは投げられる。2020年も10ヤード未満であればパサーレーティングは114.4を記録しており、同年の記録としては少なくとも150回のパスアテンプトをマークしたクオーターバックの中でトップに立っていたことから、マット・カナダのスキームにうまくフィットするかもしれない。

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