オフェンシブタックル（OT）アンドリュー・ウィットワースが引退を決断するかどうか、その答えを待っているロサンゼルス・ラムズは、先にウィットワースの後任候補を確保している。

ラムズがOTジョゼフ・ノートボーンと再契約を結んだとノートボーンの代理人が現地14日（月）に発表した。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、契約期間は3年で基本報酬は4,000万ドル（約47億3,000万円）となり、そのうち2,500万ドル（約29億6,000万円）が保証されるという。インセンティブを含めると、最大4,750万ドル（約56億2,000万円）の契約となる。

また、ラムズはセンター（C）ブライアン・アレンと3年契約で合意したとも発表した。アレンは昨シーズンにスーパーボウル出場に向けて、レギュラーシーズンの16試合に先発出場している。

ノートボーンは2021年にウィットワースの代役として2試合に先発出場した。キャリア通算で47試合に出場しており、そのうち17試合で先発を務めている。

26歳のノートボーンはウィットワースの代わりにプレーしたときに良いパフォーマンスを発揮しており、フルタイムの先発選手になり得るという確信をチームに与えた。ラムズが年俸1,300万ドル（約15億4,000万円）を支払うことはノートボーンへの信頼の表れであり、フリーエージェント（FA）になった場合にその金額はノートボーンの相場を指し示すものになるだろう。

【RA】