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トム・ブレイディが復帰しても引退は撤回しないバッカニアーズ元Gマーペット

2022年03月15日(火) 12:06

タンパベイ・バッカニアーズのアリ・マーペット【Joe Robbins via AP】

タンパベイ・バッカニアーズのあるスター選手が引退を撤回した。だが、もう一人はそうしないだろう。

クオーターバック(QB)のトム・ブレイディが復帰する一方で、元ガード(G)のアリ・マーペットは引退したままでいると代理人のアンディ・ロスが『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロに伝えている。

ロスはブレイディの復帰によってマーペットの決断がより難しくなったことは認めたが、プロボウルにも選ばれているマーペットが人生の次の章にまい進することには変わりないという。マーペットは修士号を取得するために学業に戻る予定となっている。

「彼はもうバックパックも買っているんだ」とロスはガロフォロに話した。

マーペットはメンタルヘルスの分野を追求するという。ロスによれば、マーペットはメンタルヘルスの問題を抱える人々を支援し、ケアを提供するために、複数の慈善団体とさまざまな選択肢を話し合っているとのことだ。

マーペットが引退したことによりガードのポジションには大きな穴が開いており、TB12が2022年も戻ってくるとあってチームは後任を見つけなければならない。同じガードのアレックス・カッパはこれからフリーエージェント(FA)になる。バッカニアーズはすでにセンター(C)のライアン・ジェンセンとは3年の延長契約を結んでいる。

【R】