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チーフスがSリードと3年37億円の契約に合意

2022年03月15日(火) 16:22


ヒューストン・テキサンズのジャスティン・リード【AP Photo/Matt Patterson】

セーフティ(S)ジャスティン・リードがカンザスシティに向かっている。ということは、“ハニーバジャー(ミツアナグマ)”の愛称で親しまれるSタイラン・マシューはチームを去ることになったようだ。

ヒューストン・テキサンズに所属していたリードがカンザスシティ・チーフスと3年3,150万ドル(約37億3,000万円)の契約に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが伝えている。

『NFL.com』のグレッグ・ローゼンタールが選ぶ2022年フリーエージェント(FA)トップ101で57位につけていた25歳のリードは、昨年のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区の覇者に仲間入りしようとしている。これにより、3シーズンにわたってチーフスで印象を残してきたマシューがフリーエージェントとなって他チームと契約することが実質的に確定したと言えよう。

マシューとの別れを決めている一方で、チーフスはディフェンシブエンド(DE)フランク・クラークを残留させようとしている。ペリセロとラポポートによれば、クラークはチーフスと基本給2,900万ドル(約34億3,000万円)で最大3,600万ドル(約42億6,000万円)の新契約を結び、チームにとどまることになったという。

リードはチーフスに若さをもたらすとはいえ、経験豊富でリーダーシップを発揮してきたマシューに代わる存在になるのは難しい課題となるだろう。

テキサンズでキッカー(K)に急きょ指名されたことのあるリードは、いざという時にKハリソン・バッカーの代役を務められるかもしれない。

テキサンズで4年間にわたって先発を務めていたリードは、2021年シーズンに13試合に先発出場してタックル66回、パスディフェンス4回、インターセプト2回をマークした。過去には素晴らしいポテンシャルを見せており、今後はAFCのトップチームの一員としてそれを発揮しようとしている。

【RA】