マーカスから別のマーカスへ、ニューオーリンズ・セインツのディフェンシブバックフィールドが変わる。

セインツが元ニューヨーク・ジェッツのセーフティ（S）マーカス・メイと1,500万ドル（約17億7,508万円）の保証を含む3年総額2,850万ドル（約33億7,265万円）で契約すると、『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロ、トム・ペリセロ、イアン・ラポポートが伝えている。

この契約は、ボルティモア・レイブンズが元セインツのセーフティ（S）マーカス・ウィリアムスとの契約に合意したのと同じ日に発表された。

ジェッツとの長期契約を求めていたメイは、2021年シーズンを前にフランチャイズタグを指定された後、アキレス腱断裂に見舞われて11月にシーズンを終えていた。メイはセインツで新たなスタートを切り、求めていた長期契約を手にすることになる。また、万全の状態で戻ってくればの話だが、セインツのヘッドコーチ（HC）であるデニス・アレンのディフェンスにもメイはフィットしそうだ。

29歳のメイの評価は、2019年と2020年に不甲斐ない成績を残したジェッツでプレーしながらも輝きを放ち、上昇の一途をたどっていた。

しかしながら、2021年にケガをするまでのメイは、ロバート・サラー新ヘッドコーチ（HC）のシステムではベストの状態ではなかったようだ。セインツはグレッグ・ローゼンタールがフリーエージェントの中で32位にランクづけたメイを”ビッグイージー”ことニューオーリンズに迎え、この変化によって上手く機能することを見込んでいる。

【AK】