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RBマキシックがビルズとの契約合意を取り消してコマンダースと再契約

2022年03月17日(木) 09:40

ワシントン・コマンダースのJ.D.マキシック【AP Photo/Nick Wass, File】

J.D.マキシックはギリギリのところで心を変えた。

バッファロー・ビルズと2年700万ドル(約8億3,202万円)の契約に合意していたランニングバック(RB)のマキシックが、まったく同じ内容の契約でワシントン・コマンダースに戻ることにしたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地16日(水)に報じた。

マキシックがコマンダースにとどまることは、水曜日に見られたチームの他のほとんどの動きに逆行するものと言える。チームはこの日、新しいリーグイヤーが正式に始まるわずか数時間前にセーフティ(S)のランドン・コリンズとデシャザー・エベレット、ガード(G)のエレック・フラワーズ、ディフェンシブタックル(DT)のマシュー・アイオニディスの4人をリリースしている。

マキシックには当然、コマンダースにとどまりたい理由がそれなりにある。マキシックは過去2シーズンでチームのオフェンスにとって欠かせない役割を果たし、2020年から2021年にかけて133回のアテンプトでキャリー1回あたり平均4.3ヤードをマーク。パスキャッチ123回で986ヤードとタッチダウン4回を記録している。マキシックはRBアントニオ・ギブソンを補完する存在であり、年俸も350万ドル(約4億1,622万円)とかなり低い。

クオーターバック(QB)のカーソン・ウェンツがチームに加入するとあって、これからマキシックをはじめとするコマンダースの選手は自分たちの新しいクオーターバックを知るための努力を重ねることになる。

【R】