元パッカーズDEザダリアス・スミスが4年41億円の契約でレイブンズに帰還へ
2022年03月17日(木) 10:24ザダリアス・スミスは2019年に巣立っていた。今、そのスミスがホームに戻ってくる。
ベテランディフェンシブエンド(DE)のスミスが4年3,500万ドル(約41億5,942万円)の契約でボルティモア・レイブンズに戻ると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地16日(水)に報じた。
スミスはボルティモアでキャリアを開始し、クオーターバック(QB)を狙うエッジラッシャーとして成長。契約年である2018年には当時のキャリアハイであるサック8.5回を記録した。スミスは4年6,600万ドル(約78億4,196万円)の高待遇を受けて2019年にグリーンベイ・パッカーズへと移っている。
ウィスコンシン州でその能力をいかんなく発揮したスミスは、パッカーズでの初年度にキャリア最高のサック13.5回をマークし、翌年の2020年にはサック12.5回を決めている。2021年は負傷によって1試合のみの出場と馴染みのない役割を強いられ、フリーエージェンシーの開始前にリリースされた。
グレッグ・ローゼンタールが選ぶフリーエージェントトップ101の19位につけているスミスは、好きに次の行き先を決められるようになったのを受け、大きな破壊力を持つエッジラッシャーとしての役割を開始した場所であるボルティモアに向かっている。守備コーディネーター(DC)ドン・マーティンデールと別れ、元ミシガン大学コーディネーターのマイク・マクドナルドを迎えたレイブンズで、スミスは同じ役割を務めるだろう。他にも多くのメンバーが入れ替わっている。スミスが2018年に最後にレイブンズにいたときの守備選手として残っているのは、半ダースほどの面々だ。
しかし、そんなことはスミスには関係ないようだ。スミスはレイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーに再び合流し、自分にとってなじみの深い場所に戻る。23歳だった2015年に初めて身に着けたのと同じユニフォームで、スミスは30歳の誕生日を祝おうとしている。
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