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レイダースがDEチャンドラー・ジョーンズと契約へ、エンガーコエをコルツCBヤシンとトレード

2022年03月17日(木) 11:03


アリゾナ・カーディナルスのチャンドラー・ジョーンズ【AP Photo/Mark Zaleski】

新たなリーダーシップの下、ラスベガス・レイダースが最初の大きな動きに出た。

レイダースはプロボウルに4度選出されているエッジラッシャーのチャンドラー・ジョーンズとの3年5,200万ドル(約61億7,607万円)、3,400万ドル(約40億3,745万円)保証の契約をまとめているところだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートが現地16日(水)に伝えた。

これに呼応すると考えざるを得ない動きとして、レイダースはエッジラッシャーのヤニック・エンガーコエをインディアナポリス・コルツにトレードに出している。ラポポートによれば、その見返りはコーナーバック(CB)ロック・ヤシンであり、コルツは水曜日のうちにこの契約について正式に発表した。

ソーシャルメディア上では、各NFLチームのさまざまな選手から引く手あまただったジョーンズ。しかし、ジョーンズは時間をかけて目的地を検討していた。ジョーンズはラスベガスで、2021年にNFLで最も生産的だったエッジラッシングペアの一角だったエンガーコエの代わりを務めると見られる。レイダースはまた、ベテランDEカール・ナッシブとラインバッカー(LB)ニック・クイアコスキーを水曜日にリリースしたとラポポートとペリセロが伝えた。

インディアナポリスに旅立つエンガーコエは2020年にオールプロのファーストチームに選出された2度のプロボウラーであるディフォレスト・バックナーや、有望なラッシャーのクイティ・ペイらのいる守備陣に加わる。一方、レイダースのセカンダリーはヤシンによって強化されるだろう。3年のNFLキャリアでまだフルシーズンを戦ったことのないヤシンだが、各シーズンに急速な成長を見せている。

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