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バッカニアーズがWRクリス・ゴッドウィンと3年71億円の契約に合意

2022年03月17日(木) 12:08


タンパベイ・バッカニアーズのクリス・ゴッドウィン【AP Photo/Mark LoMoglio】

タンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)クリス・ゴッドウィンは2年連続でフランチャイズタグを指定された。しかし、2年連続でそのタグの下でプレーすることはない。

ゴッドウィンとバッカニアーズが3年6,000万ドル(約71億2,719万円)、サイン時に4,000万ドル(約47億5,146万円)を保証する契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地16日(水)に伝えた。

クオーターバック(QB)トム・ブレイディがチームにやってくる前の2019年にプロボウルに選ばれていたゴッドウィンは、当時のバッカニアーズの中心的な存在であり、今も必要不可欠な選手であり続けている。

ゴッドウィンは2021年に14試合を戦った後、ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんだい)断裂でシーズン終了となったものの、それでも1,103レシービングヤード、タッチダウン5回、そしてキャリアハイのキャッチ98回を記録した。

今月初めにバッカニアーズがゴッドウィンにタグを指定した際、センター(C)ライアン・ジェンセンとコーナーバック(CB)カールトン・デービスはフリーエージェンシーを通じてタンパベイに戻ってくる可能性があると見られていた。しかし、今となってはゴッドウィンの契約は延長され、ジェンセンはフリーエージェンシーの前に再契約し、デービスもバッカニアーズと再び契約している。そしてもちろん、ブレイディは引退していない。

今のところ、事態はバッカニアーズの思う方向に進んでいる。ゴッドウィンの長期契約によって、キャップスペースにも空きができたとラポポートは指摘した。

ゴッドウィンは29歳でフリーエージェントになる。大型契約はそれまでうまく機能するだろう。

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