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イーグルスがコストカットのためにベテランDLコックスをリリース、チーム復帰の可能性も

2022年03月18日(金) 08:53

フィラデルフィア・イーグルスのフレッチャー・コックス【AP Photo/Matt Rourke】

ディフェンシブタックル(DT)フレッチャー・コックスの契約は2022年のフィラデルフィア・イーグルスが飲み込むには大きすぎる。だからといって、コックスのフィラデルフィアでの時間が終わったというわけではない。

少なくとも、今は一時停止の状況だ。

報酬の1,800万ドル(約21億3,315万円)が完全保証になる直前の現地17日(木)に、イーグルスがコックスをリリースしたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートが伝えた。チームも後にこの動きを発表している。

コックスにはどのチームとも契約を交わす自由があるものの、代理人とイーグルス側はチームに戻る可能性について話し合いを続けているとガラフォロは述べた。

コックスのリリースは大きな驚きではなかった。コックスは2021年に、ジョナサン・ギャノン守備コーディネーター(DC)のスキームで自分の足場を見つけられずに苦戦した。まだ落ち着いていなかったシーズン序盤には不満を表明したこともあり、最終的にはタックル35回(うちフォーロスが7回)、サック3.5回、フォースドファンブル2回をレギュラーシーズンの16試合でマークしている。ポストシーズンには状況がずっと良くなったものの、2022年に2,000万ドル近くを保証するには十分ではなかった。

ミシシッピ州立大学出身で、2012年ドラフトの1巡目で指名されたコックスは、キャリアのすべてをイーグルスの破壊的なインテリアディフェンシブラインマンとして過ごしてきた。10シーズンでプロボウルに6度、オールプロのファーストチームに1度選ばれたコックスは、ジャボン・ハーグレイブと組んでディフェンシブラインの内側に強力なタンデムを形成している。一緒に過ごした2シーズンの間に、2人は共にサック22回、タックルフォーロス30回をマークしている。

今の問題としては、ハーグレイブの成績がコックスを上回っていること、そして、イーグルスが2人合わせて3,270万ドル(約38億7,750万円)という2022年のキャップナンバーを妥当とはできないことがある。より低い金額でコックスが戻ってくる可能性はあるが、より高額で他のチームへ移る可能性も大きい。コックスの未来がどうなるかは、この先分かるだろう。

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