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ビルズが3シーズン在籍していたWRビーズリーを放出

2022年03月18日(金) 14:31


バッファロー・ビルズのコール・ビーズリー【AP Photo/Charlie Riedel】

ワイドレシーバー(WR)コール・ビーズリーがバッファローで過ごす時間は終わった。

バッファロー・ビルズが現地17日(木)にビーズリーを放出したと発表している。

32歳のビーズリーはダラス・カウボーイズとビルズで補助的な役割を担いながら、特にドラフト外の選手としては素晴らしいキャリアを積んできた。NFLでの10シーズンを通してキャッチ550回、5,709ヤード、タッチダウン34回を記録している。ビルズでは通算でキャッチ231回、2,438ヤード、タッチダウン11回をマークするなど、重要な貢献を果たしてきた。

チームメイトが入れ替わっても信じられないほどの安定感を見せていたビーズリーは、ビルズで過ごした3シーズンでそれぞれ15試合以上に出場している。年齢は活躍の妨げになっていない。唯一、生産性が落ちたのはタッチダウンであり、2019年には6回決めていたにもかかわらず、2020年には4回、32歳になった2021年にはわずか1回にまで落ち込んでいる。

キャリアを通じてずっと二次的な役割を担ってきたビーズリーだが、昨年はフィールド外での理由により、ネット上で注目を浴び続けていた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種に反対する姿勢で注目を集めていたビーズリーは最終的に、レギュラーシーズン終盤にリザーブ/COVID-19リストに置かれている。2021年シーズン中にはチーム施設内でマスクを着用しなかったとして、チームメイトのWRアイザイア・マケンジーとともに罰金処分を受けた。

ビルズは今週にビーズリーより6歳若いマケンジーと再契約した一方で、ベテランWRエマニュエル・サンダースとの契約はリーグイヤーの開始とともに正式に失効している。ビルズはステフォン・ディッグスやガブリエル・デービス、マケンジーを含む、より若いWR陣で臨もうとしているようだ。有望な新人WRがそろっていることを踏まえると、ビルズが4月のドラフトでこのポジションを補強すると予想するのが妥当だと言えよう。

【RA】