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WRスミス・シュスターがスティーラーズを離れ、1年約13億円でチーフスに移籍へ

2022年03月19日(土) 06:34


ピッツバーグ・スティーラーズのジュジュ・スミス・シュスター【AP Photo/Keith Srakocic】

ジュジュ・スミス・シュスターは1年前にカンザスシティ・チーフス加入にあと一歩のところにいた。そのスミス・シュスターがついにカンザスシティに向けて荷物をまとめることになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとテイラー・ビシオッティは、スミス・シュスターがチーフスと1年1,075万ドル(約12億8,167万円)の契約に調印すると報道。

わずか5試合の出場でパスキャッチ15回、129ヤードと、プロとして最悪となったシーズンを通して苦戦を強いられたスミス・シュスターが西に向かう。クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーとともにタイトル獲得を目指すため、1年契約でピッツバーグ・スティーラーズに戻ったスミス・シュスターだが、負傷によって思うようなプレーができず、チームもまた、プレーオフには進んだもののワイルドカードラウンドで敗退した。

スミス・シュスターはプレーオフの試合までに復帰を果たすも、キャッチ5回、26ヤードの獲得にとどまっている。その時の相手がチーフスだ。スミス・シュスターはここから、スーパースターQBとなったパトリック・マホームズとの新たな関係を築いていく。

ベストな状態であれば、スミス・シュスターは2番手ながら高い生産性の期待できるレシーバーになれるだろう。2018年にはワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンもいたスティーラーズで1,425ヤードを稼ぎ、7回のタッチダウンをマークしたが、それ以降はずっと900ヤードに届かないシーズンが続いている。

スミス・シュスターは、目下、チーフスが延長交渉に取り組んでいるタイリーク・ヒルというクオリティの高いランニングメイトや、トラビス・ケルシーとメコール・ハードマンといったパスキャッチャーたちに仲間入りできる。

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