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ペイトリオッツがCBマルコム・バトラーと2年契約へ

2022年03月24日(木) 09:57


マルコム・バトラー【AP Photo/Gail Burton】

第52回スーパーボウルでの驚きのベンチ待機から4年、コーナーバック(CB)マルコム・バトラーがニューイングランド・ペイトリオッツに戻ってくる。

ベテランコーナーバックのバトラーがペイトリオッツと2年契約を結ぶと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。

奇妙なことに、バトラーは第52回スーパーボウルでヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックによってベンチにとどめられた。この決断に至った理由については、ペイトリオッツがフィラデルフィア・イーグルスに敗北したその日からずっと、謎のままだ。

この出来事の後、バトラーはテネシー・タイタンズと大型契約を結んだ。タイタンズで3シーズンを過ごしたバトラーはインターセプト9回、パスディフェンス35回をマーク。2020年シーズン後にタイタンズからリリースされた。

2021年3月にアリゾナ・カーディナルスと1年契約を交わしたバトラーだが、個人的な理由から8月に引退している。

この2月、カーディナルスはバトラーをリザーブ/引退リストからリリース。これでバトラーは新しいチームに加入できるようになった。

その新チームとは結局のところ、元のチームになったようだ。

2014年にドラフト外でNFL入りしたバトラーは第49回スーパーボウルのヒーローとして急速に名声を高めた。この試合でバトラーはゴールライン上でシーホークスのクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンをインターセプトし、ロンバルディトロフィーを奪い取った。

そこからバトラーはベリチックの守備陣におけるプレーメーカーへと成長し、2015年にプロボウルに選出されたほか、2016年にはオールプロのセカンドチームに指名されている。レギュラーの先発選手として過ごしたペイトリオッツでの最後の3シーズンには、48試合でインターセプト8回、パスディフェンス44回を記録した。

4年前のひどい形での別れも、2022年の再結集の妨げにはならなかった。

J.C.ジャクソンがロサンゼルス・チャージャーズと契約したのを受け、ペイトリオッツはコーナーバックのポジションに補強を必要としていた。現場を1年遠ざかっていたバトラーが調子を取り戻せば、スキームについて知識があり、アウトサイドで信頼のおけるフィジカルなディフェンダーとしてチームにフィットするだろう。ただし、今回の契約をもってしても、来月に実施されるドラフトでベリチックがセカンダリーに才能を追加する可能性は否定できない。

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