ロサンゼルス・ラムズのフリーエージェンシーでの動きはまだ続いている可能性があり、8度のプロボウラーであるラインバッカー（LB）ボビー・ワグナーのNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）西地区での戦いはまだ終わったわけではないかもしれない。

過去10シーズンをライバルのシアトル・シーホークスでプレーしてきたワグナーが現地23日（水）にラムズを訪問しており、双方が契約締結に関心を示していると『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。

ラムズのジェネラルマネジャー（GM）であるレス・スニードは火曜日に、チームがワグナーと話し合いを持ったと明かしており、スタッフ内の予備的な話し合いの中で事態は進行している模様だった。

10年にわたってシーホークス守備陣の中心的存在だったワグナーはシアトル在籍中にオールプロに6度選ばれたものの、コスト削減のために3月にカットされている。

31歳ではありながらもまだ十分に力を残しているワグナー。それはキャリアハイのタックル170回を記録した2021年シーズンが証明している。

今もNFLで最も優れたオフ・ザ・ボールラインバッカーの一人であるワグナーが、アーロン・ドナルドやジャレン・ラムジーのいるラムズ守備陣に加われば、現スーパーボウル王者にとって大きな後押しとなるはずだ。

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