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ビルズよりコマンダースを選んだ理由は「やり残したことがあったから」とRBマキシック

2022年03月25日(金) 13:23


ワシントン・コマンダースのJ.D.マキシック【AP Photo/Nick Wass, File】

ランニングバック(RB)のJ.D.マキシックはフリーエージェント(FA)としてバッファロー・ビルズに加入する予定だったが、土壇場で翻意してワシントン・コマンダースと再契約を結んだ。

現地3月24日(木)に報道陣に語ったところでは、マキシックはコマンダースが最終的なオファーを提示する前にビルズに移動する準備ができていたという。しかし、マキシックは最終的にはキャリアで5番目となるチームに加入せず、それよりも快適さを感じるコマンダースに残ることにした。

「ビルズを最大限リスペクトしているし、ビルズとコマンダース、どっちがより良いチームかは選べない。でも、俺にはコマンダースでやり残したことがあった。コマンダースと別れようとしたとき、俺は引き留められてる気がしたんだ。ケガをしたこともあって、コマンダースで証明したいことがあった。ワシントンはホームだ」とマキシックは『The Washington Post(ワシントン・ポスト)』のニッキー・ジャバラに話した。

先週、ビルズのジェネラルマネジャー(GM)であるブランドン・ビーンはマキシックの状況の展開に不満を漏らし、コマンダースがマキシックにオファーし、契約を結んだのはビルズとの契約が成立した後だったと指摘している。

マキシックはこの状況を“とてもクレイジー”だと言い、それは28歳の彼がAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区のチャンピオンへの移籍ではなく、ワシントンに戻ることになったあわただしさについて思い出すことができないほどだ。

デュアルスレットとして、マキシックはほとんどのタッチをアントニオ・ギブソンが記録する中でさえ、コマンダースの攻撃陣で重要な役割を果たせることを昨年に証明した。マキシックは11試合で48回のキャリー、212ラッシュヤード、2回のタッチダウンを記録し、さらに43回のキャッチで397ヤード、タッチダウン2回を獲得した。コマンダースでの2シーズン(2020年から2021年)で、マキシックは123回のレシーブ、986レシーブヤードを記録し、これはアルビン・カマーラ、オースチン・エイケラーに次ぐリーグ3位の記録だった。

2021年シーズンは首の負傷により短いシーズンとなったが、マキシックは木曜日に「調子は良く、首の負傷は今後に影響するようなものではない」と話している。

【AK】