3シーズンを過ごしたチーフスとの別れは「とても悲しい」とタイラン・マシュー
2022年04月09日(土) 11:42次のチームを探すスターセーフティ(S)タイラン・マシューはカンザスシティ・チーフスでのプレーが3シーズンで終わってしまったことを嘆いている。
マシューは最近、『Kansas City Star(カンザスシティ・スター)』のサム・マクダウェルとの独占インタビューで、チーフスからの移籍は心にしみたと語った。
「ようするに、つらかったってことさ。とても悲しいよ。とても悲しい。理解できなかった。よく分からなかったんだ」とマシューはマクダウェルに話している。
29歳のマシューは昨年、残りのキャリアをチーフスで過ごすことを希望していると何度も発言していた。マシューの代わりに、チームは若いSジャスティン・リードと3年総額3,150万ドル(約39億1,671万円)の契約を結び、前進することを決断。
「正直言って、もしチームがジャスティン・リードと同様の契約を提示してきたら、もちろん交渉しようと思っただろうけれど、チームがそこに線を引いたのなら、俺はおそらくそれを受け入れただろう。代理人は自分の仕事をするつもりでも、結局のところ、契約するかどうかは選手が決めることだ」とマシューはコメントした。
チーフスでの3シーズンで年俸1,400万ドル(約17億4,076万円)の契約を結んでいたマシューにとって、リードと同様の契約を結ぶことは、大幅な減俸になるはずだった。しかし、マシューのコメントはチーフスに残るという強い意志を強調するものだった。
「今回の判断を受け入れるのに俺がどれだけ苦労したか、彼女には理解できないだろうね」と婚約者であるシドニ・ラッセルについても触れたマシューは「俺は引っ越しが好きじゃない。そういうのは大嫌いだ」とも付け加えている。
チーフスの前進に伴い、マシューはNFLで4つ目となる次のチームを探している。このダイナミックなセーフティは、ニューオーリンズセインツを訪れたほか、フィラデルフィア・イーグルスとバーチャルな面談を行った。
マシューにとって、愛したチームを去ることは残念なことではあるが、NFLでのキャリアの次のチームは、新たな始まりのチャンスを与えてくれる。1つ確かなことがあるとしたら、どのチームもこの知的なセーフティを獲得し、チームにリーダーかつプレーメーカーを追加することに興奮しているということだ。
【AK】