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ガブリエル・デービスに「限界はない」とビルズWRステフォン・ディッグス

2022年04月09日(土) 12:19


バッファロー・ビルズのステフォン・ディッグス【AP Photo/Adrian Kraus】

バッファロー・ビルズはスターワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスと大規模な延長契約を結び、ディッグスの残りのキャリアを通してバッファローにとどまる可能性がある。ただ、ビルズは近い将来、別のワイドレシーバーと大きな契約を結ぶ必要があると考えるかもしれない。

今オフシーズンは3年目のWRガブリエル・デービスに対する注目が加速し続けている。

現地7日(木)に開かれた新しい契約に関する記者会見でも、ディッグスはデービスを称賛した。

「俺はガブリエル・デービスには限界がないと思うよ。彼は全速力でプレーできるし、すでにその能力を十分に発揮している。彼がどれだけ良い選手かは言い表せない。彼は全力で、高いレベルでプレーすることができる。相手と競ったボールをキャッチし、良いレシーバーであり、走ることができる。彼はゲームの中で最高のレシーバーの一人であるための、すべての能力を持っている」

「だから、どの人もそうであるように、彼にも限界を設けないことにしている。でも、俺は彼を毎日見ているんだ。彼はよく働き、清潔さを保ち、頭が良く、一緒にいて良い奴だ。だから、あの“G-Baby”に限界はない。でも、もし彼の限界を見つけたら、みんなに知らせるよ」

デービスはカンザスシティ・チーフスに敗れたプレーオフの試合で大活躍する前から、3年目の飛躍をもくろんでいた。負けはしたものの、ポストシーズンの試合はレシーブ8回で201ヤード、タッチダウンはなんと4回も挙げている。この試合では頼りになるターゲットの特徴をすべて発揮した。コーナーを深く掘り下げ、スクリメージラインから離れ、競り合ったボールをキャッチし、ひとつの動きでまるでディフェンスバックの脚を折るようだった。

デービスにスター性を見いだすのはディッグスだけではない。

元ビルズのレシーバーで、現在はフリーエージェント(FA)となっているエマニュエル・サンダースは『NFL Network(NFLネットワーク)』の『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』に今週参加し、23歳のデービスについて語った。

「俺の周りには素晴らしいレシーバーがたくさんいるけれど、デービスはプロボウル級の選手だよ。彼に攻撃機会を与えて、彼がカンザスシティ・チーフスとの試合で何をしたかについて考えてみようじゃないか。彼は素晴らしいシーズンを送るだろう。彼はプロボウルのレベルの選手だ。俺はこれまで、アントニオ・ブラウン、デマリウス・トーマス、マイケル・トーマスといった優秀なレシーバーに囲まれてきた。この男は別格で、違いを生み出す存在になるだろう」

身長およそ188cm、火のつくようなスピードと飛びぬけたハンドリングを武器に、セントラルフロリダ大学からドラフト4巡目指名を受けたデービスはビルズの攻撃陣でまるで悪魔のようなプレーメーカーに成長する可能性を持つ。

オフシーズンに注目を集めた選手が結果を残せないという過去の事例はあったが、ビルズに長い間在籍するディッグスを見ると、デービスは本人自身を信じ、より狭いコーナーを支配し続ける必要がある。そのすべてのプレーが、3年目のプロが大活躍するシーズンの前兆となる。

デービスがチームメイトから安定的に信頼を得るプレーヤーに成長した場合、数年後彼は新しい大規模契約について記者会見を開くことになるだろう。

【AK】