「成長の余地がある」と2021シーズンのQBマレーとの相性の悪さを認めるカーディナルスWRグリーン
2022年04月20日(水) 17:51A.J.グリーンは、カーディナルスでの最初のシーズンに思い描いた1年を過ごすことができなかったため、再び砂漠地帯での1年を開始する。
カーディナルスとの新しい1年間の契約に署名し、グリーンはクオーターバック(QB)カイラー・マレーと調和する必要があると話した。
「成長のために多くの余地があるよ。俺に何が見えて、彼が俺に何をしてほしいのか、俺にどのようにこのルートを走ってほしいか、彼と話す必要がある。昨年は俺のほうに欠けている部分があったと思う。彼に負担をかけたくなかったから、そういうことをあまり伝えなかったんだ」グリーンは、チームの公式ウェブサイトを介してそう話した。
「俺は、もっと彼と会って話したいと思ってるよ。“A.J.、もっとこうしてほしい”とか、“OK、もっとこうしなきゃ”とかね。俺のプレーに遠慮しないでほしい。“A.J.、それはキャッチしないといけないよ”ってね。そのためにも2年目は大きな意味を持つことになる」
第8週のグリーンベイ・パッカーズ戦でミスコミュニケーションにより、ワイドレシーバー(WR)がエンドゾーンのバックショルダーに対応できずにシーズン初黒星を喫したときほど、グリーンとマレーの相性の悪さを象徴するプレーはなかった。
マレーがチームと契約について議論中で、新人契約の下でプレーする予定がないため、グリーンとQBがこのオフシーズンにこうした相性の問題に取り組めるのかは疑問が残る。
『Arizona Sports 98.7 FM(アリゾナ・スポーツ98.7FM)』で現地21日(木)に放送される予定の“Big Red Rage(ビッグ・レッド・レイジ)”のエピソードで、グリーンは彼とマレーが同じページにいたかどうかを質問するのは“フェア”だと言う。
「それはフェアだ。それは100%フェアだ。俺も同じように感じていた。そこで俺は責任を持たなければならない。彼のところに行って自分が見たことを伝え、彼も俺にもっと良くしてほしいことを伝えてほしい。俺はそれを受け止めることができる。“A.J.、この深さでルートを走ってくれ。君にはこうしてほしい”ってね。俺はチームよりも大きな存在じゃない。彼は俺とコミュニケーションを取る必要があるし、俺も同じように取るよ」
クリスチャン・カークがフリーエージェント(FA)でジャクソンビル・ジャガーズに移籍したため、33歳のグリーンはアリゾナでの2年目にマレーとの関係性を構築する機会が増えるはずだ。
【AK】