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自主参加の練習には「全員来るべき」とジャイアンツWRゴラデイ

2022年04月21日(木) 23:55

ニューヨーク・ジャイアンツのケニー・ゴラデイ【AP Photo/John Munson】

ニューヨーク・ジャイアンツは今週、自主参加のミニキャンプを開始した。オフシーズンのこの段階で大半のチームはコンディショニングに活動を限定される中、新ヘッドコーチ(HC)たちはこの機会に選手たちとフィールドで軽いワークをすることができる。

ほとんどのキー選手たちはブライアン・ダボールHCのスキームを体験しようと、この自主的なワークアウトに顔を出した。昨シーズンに苦戦した高額契約のワイドレシーバー(WR)、ケニー・ゴラデイも出席している。

「要は、俺にとってそれだけ大きな意味を持ってるってことだよ。特に昨シーズンがあれだったからな」と現地20日(水)の練習後、ゴラディは『NJ.com』に話した。「チーム全体がいい状態でスタートしようとしているように感じるよ」

「全員が絶対、ここに来るべきだ」

しかしながら、全員が顔をそろえたわけではなかった。

最も目立つ欠席者は2021年の1巡目指名WR、カダリウス・トニーだ。前回のオフシーズンで彼はプレーブックを知らないままスロースタートを切った。昨年は長引くケガと戦いながら、時にプレーメークの向上を見せはしたものの、39回のキャッチで420ヤード、無得点に終わっている。

あくまで自主参加のワークだということははっきりさせておかねばならない。そのため、こうした春季セッションを休むというささいなことを大げさに騒ぎ立てるのは無益なことだ。だが、新スキームになることを思えば、トニーはプレーブックで時間を失っている。ジャイアンツはこれまでにバーチャルワークを行っていないため、トニーはまだプレーブックを受け取っていないとダボールは証言している。

ミニキャンプのスタートに現れなかった他の選手たちには、ガード(G)マーク・グロウィンスキー、リハビリ中のラインバッカー(LB)ブレイク・マルチネス、トレードブロックにいるコーナーバック(CB)ジェームズ・ブラッドベリー、キッカー(K)グラハム・ギャノがいる。

トニーが自主的ワークアウトに来ていないこと以上に興味深いのは、ゴラディが最近、2年目のワイドアウトと話をしていないと言っていることだ。あらゆる方法でつながり合う今の選手たちを思うと、珍しいことと言える。

「あいつとはしばらく話していないな」とゴラディ。「でもきっと何かやってることがあるんだろう。なるようになるさ。彼を軌道に乗せることは俺と残りのレシーバーコーチたちの仕事だ」

ゴラディはさらに言う。「年長の1人として、言った通り俺は最近彼と話していない。プレーブックを学ぶことに関して、俺は自分自身から全てを引き出そうと努力しているんだよ。俺のプレートの上には多くのものが載っている。(スターリング・シェパードとは)ほぼ確実に話すだろうし、彼にはあれこれ言うだろう。あいつは必ず俺たちの言うことに耳を傾けてくれるはずだ」

自主的ワークアウトに全員が参加すべきだとゴラディは言うが、トニーや残りの選手たちがオフシーズンのこの段階で他の場所でそれぞれの仕事に取り組むことは彼らの権利だとジェネラルマネジャー(GM)のジョー・シェーンは強調した。

「任意だからね」とシェーンは述べた。「ここにいない人々について尋ねてきた者は誰もいない。それが人生だ。そういうものだよ。カダリウスとは良い会話ができたし、連絡は取り合っている」

「結局のところ、これは任意のものだ」

【M】