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ブロンコス、レイダース、セインツが自主参加のミニキャンプを現地25日から開始

2022年04月26日(火) 09:29


NFLのフットボール【Aaron M. Sprecher via AP】

デンバー・ブロンコスとラスベガス・レイダース、ニューオーリンズ・セインツの3チームが現地28日(木)に開幕する2022年NFLドラフトに先立ち、25日(月)から3日間にわたってフィールド上のワークアウトを開始する。

新たなヘッドコーチ(HC)を迎えたチームにはフットボールに没頭するぜいたくな時間が与えられるため、この3チームは今週、自主参加のミニキャンプを実施することになった。一方、オフシーズンプログラムの現段階において、それ以外のチームはコンディショニングとリハビリテーションのみが割り当てられている。

自主参加のミニキャンプはパッドを装着する練習を含めてはならないことになっており、オフェンス対ディフェンスの練習も許可されていない。しかし、新HCはそのスキームをインストールし始めることができ、同時に新たに加わった選手同士がレップスに参加することを可能にする。自主参加のミニキャンプは毎年、ドラフト前に実施しなければならない。

今週に最も注目を集めるのは、ブロンコスで新チームメイトと団結心を築くために参加することが期待されているクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンだろう。ウィルソンはチーム施設外ですでに新しいチームメイトと共にワークアウトを実施しているが、今回は初めてコーチングスタッフが関わった状態でプロボウル選出経験のあるウィルソンとチームメイトが取り組む公式のワークアウトセッションとなる。

ウィルソンはキャリアの次のフェーズを再開するためにシアトル・シーホークスからブロンコスへの移籍を選んだ。ブロンコスはプレーオフ進出を狙える優れたロースターを擁しているため、月曜日は今オフシーズンに全員が同じ方向を向くための重要なステップとなる。

他には、レイダースに加入したワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスが親しい友人や、これから連携していくQBデレック・カーとスローイングセッションを行うために顔を出すかどうか注目しておこう。また、ポストショーン・ペイトン時代を迎えるに、セインツのコーチ陣からQBジェイミス・ウィンストンのリハビリ状況についても最新情報を得なければならない。

【RA】