チームからトレードはないと聞いたとレイダースTEウォーラー
2022年04月28日(木) 13:18少なくとも本人が聞いている限りでは、タイトエンド(TE)ダレン・ウォーラーが近いうちにラスベガスを離れることはない。
ラスベガス・レイダースとグリーンベイ・パッカーズがウォーラーを含むトレードの話し合いを行っているとのうわさが現地25日(月)に話題になった。レイダースのクオーターバック(QB)デレック・カーはソーシャルメディアを通じ、自分のタイトエンドがウィスコンシンに向かうはずはないと述べている。カーの主張は、ウォーラーがチーム側から聞いている話と一致しているようだ。
ウォーラーは『CBS Sports Radio(CBSスポーツ・ラジオ)』のザック・ゲルブに対し、レイダース首脳陣とは話しており、進行中のトレード話はないと語った。
「チームとはもう話していて、彼らは何も起こっていないし、これから出てくるようなトレードもないと言っていた。俺が言ったように、俺たちはフットボールに集中しているんだ」とウォーラーはコメントしている。
月曜日、長年パッカーズの専属記者を努めてきたアーロン・ナグラーが、パッカーズがレイダースからウォーラーを獲得しようとしていると報じていた。
このオフシーズンにはパッカーズがオールプロのワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスをレイダースにトレードしていた。レイダースは最高クラスのパスキャッチャーをグリーンベイに送ることで、その恩に報いるだろうか? どうやら、そうはならないようだ。
新ヘッドコーチ(HC)ジョシュ・マクダニエルズのプレーブックを学習しているウォーラーは、「そんなに反応はなかったし、俺はここベガスの攻撃システムを学ぶことに集中している」と話した。
「コーチたちと関係性を築いていっているし、機会があればチームメイトたちと一緒に仕事をすることをただ楽しんでいる。何が起ころうと、これはビジネス。俺はここベガスでの自分の時間を楽しんでいる。新しいスタッフや新しいチャレンジを愛している。俺は自分でどうにかできることにだけ集中している」
29歳のウォーラーは現在のレイダースとの契約にあと2年の期間を残している。これから2年に受け取る基本報酬は、それぞれ625万ドル(約8億1,025万円)だ。2021年シーズンにはキャッチ55回で665ヤード、タッチダウン2回をマーク。これらの数字は2年連続で1,000ヤードを記録した過去のシーズンからは大幅に落ちているものの、それでもこの競技におけるエリートTEであることに変わりはない。そして、ウォーラーはレイダースにとどまりたいとの意向を表明している。
「ああ、間違いない。俺はここにいるのが気に入っている。俺の仲間たちとプレーするのが大好きだ。新しいコーチたちや、彼らが最初からどれだけチャレンジングにやっているかも楽しんでいる。俺はここラスベガスにいるのが大好きだ。レイダースのためにプレーすることを愛してるのさ」とウォーラーは話した。
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