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【2016年第2週】ベンガルズ戦、ビッグベンがスティーラーズを勝利に導く

2016年09月19日(月) 12:28

タッチダウンを決めようとダイブをするピッツバーグ・スティーラーズのエグゼビアー・グリンブル【AP Photo/Jared Wickerham】

ピッツバーグ・スティーラーズは現地18日(日)、ハインツ・フィールドにシンシナティ・ベンガルズを迎えて今季第2週に挑んだ。試合はクオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーが259ヤードを投げ、3回のタッチダウンパスをつないで2回のインターセプトを帳消しにしたスティーラーズがベンガルズに24対16で勝利した。

ランニングバック(RB)ディアンジェロ・ウイリアムスはキャリアハイとなる32キャリーで94ヤードを走り、さらに17対9でリードしていた第4クオーター残り6分48秒、4ヤードのタッチダウンを決めて追加点。タイトエンド(TE)ジェシー・ジェームズとゼイビア・グリンブルもロスリスバーガーからタッチダウンパスを受けて得点に結びつけている。

RB陣へのダンプオフに集中していたQBアンディー・ダルトンは54回中31回のパスを決めて366ヤード、1回のタッチダウンだった。対するスティーラーズがベンガルズのワイドレシーバー(WR)A.J.グリーンにプレッシャーをかけ続けた結果、グリーンはわずか2回の捕球と38ヤードにとどまっている。

終始、テンポをコントロールしたスティーラーズは6対10でリードして前半を折り返した後、後半で一気に引き離した。ロスリスバーガーは53ヤードのパスをWRサミー・コーツにつなぎ、9ヤードトスをジェームズが決める。さらに、ロスリスバーガーは14ヤードのスクランブルを生かしてウィリアムスにタッチダウンパス、スティーラーズが24対9と引き離した。

それでも、第4クオーター残り3分25秒でダルトンがRBジョバニ・バーナードに25ヤードのタッチダウンパスを通すも、ベンガルズのラスト2回のドライブはいずれもターンオーバーに終わった。スティーラーズ陣地でラインバッカー(LB)ジェームス・ハリソンにタックルを食らったWRタイラー・ボイドがファンブルを喫し、バーナードのラテラルパスがこの試合最後のプレーとなり、ディフェンシブエンド(DE)キャメロン・ヘイワードがボールを手にしたまま試合終了を迎えた。