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テキサンズはCBデレック・スティングリーJr.を全体3位で指名

2022年04月29日(金) 10:21

ヒューストン・テキサンズからドラフト指名を受けたルイジアナ州立大学のデレク・スティングリーJr.【AP Photo/Charlie Neibergall】

ヒューストン・テキサンズが2022年NFLドラフトで思わぬカーブボールを放った。

現地28日(木)、テキサンズはルイジアナ州立大学のコーナーバック(CB)デレク・スティングリーJr.を全体3位で指名している。

予想外のことが起こるドラフトで、スティングリーJr.が最初に名前を呼ばれるコーナーになったのは驚きだった。

スティングリーJr.は体格に恵まれ、スピードもある。祖父のダリル・スティングリーはNFLの選手であり、父は大学でプレーした後、マイナーリーグの野球選手となっている。

しかしながら、足の負傷によって2021年に3試合しかプレーしていないスティングリーJr.には疑問符がついていた。フレッシュマン時代、スティングリーJr.はタックル38回、インターセプト6回、パスブロック15回を先発15試合で記録したが、その後2シーズンにはインターセプトを決めていない。

テキサンズは大胆な動きに出たといえよう。チームはスティングリーJr.の競技感覚が新ヘッドコーチ(HC)ラビー・スミスのディフェンスに完ぺきにフィットすると考えている。ヒューストンは昨シーズンに大苦戦した守備のセカンダリーに違いを生み出せる選手を必要としていた。

今年のドラフトの舞台となっているのはラスベガス。ギャンブルの街だ。テキサンズは故障歴のあるコーナーバックを全体3位で指名することでダイスを振った。スティングリーJr.が健康状態を保つことができれば、この賭けは大当たりするかもしれない。

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