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チーフスが全体21位でCBトレント・マクダフィー、全体30位でDEジョージ・カーラフティスを指名

2022年04月29日(金) 18:02

カンザスシティ・チーフス【NFL】

カンザスシティ・チーフスは現地28日(木)に2022年NFLドラフト1巡目の全体21位でワシントン大学のコーナーバック(CB)トレント・マクダフィーを指名するためにトレードアップしていた。

ニューイングランド・ペイトリオッツはその全体21位指名権と引き換えに、29位指名権(1巡目)と94位指名権(3巡目)、121位指名権(4巡目)を獲得している。

そして、ペイトリオッツは全体29位でテネシー大学チャタヌーガ校のガード(G)コール・ストレンジを指名した。

その次に全体30位の指名を行ったチーフスは2つ目の1巡目指名権をパーデュー大学のディフェンシブエンド(DE)ジョージ・カーラフティスに費やし、またもディフェンスを強化している。昨年にAPオールアメリカンのサードチームに選ばれたカーラフティスはエッジで大きな懸念点を抱えているチーフスのニーズを満たすだろう。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区チャンピオンに輝いたチーフスのCB陣に新鮮さをもたらすマクダフィーは、初日から先発を務めるかもしれない。現在、チーフスで先発CBになると予定されているのはデアンドレ・ベイカーやラシャド・フェントン、ラジャリウス・スニードだが、マクダフィーはそれをすぐに変える可能性がある。

APオールアメリカンのサードチームに選ばれたこともあるマクダフィーは小柄ではあるものの、パスカバレッジやブリッツで発揮される機敏さとタフネスはそれを補うはずだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアが予測するドラフト候補生トップ150で14位に選ばれていたマクダフィーは、チーフスにとって価値ある選手になるだろう。

【RA】