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【2016年第5週】レイダースがホームで白星、3連勝

2016年10月10日(月) 10:39

フィールドゴールを蹴るオークランド・レイダースのセバスチャン・ジャニコウスキー【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

現地9日(日)、サンディエゴ・チャージャースが敵地に乗り込み、オークランド・レイダースと対決した。攻守共に要所を押さえる活躍を見せたレイダースが34対31で接戦をものにし、連勝記録を3に伸ばしている。

チャージャースは立ち上がりからタイトエンド(TE)アントニオ・ゲイツのファンブルや、クオーターバック(QB)フィリップ・リバースがインターセプトを食らうなど、レイダース守備陣に苦戦。レイダースはワイドレシーバー(WR)アマリ・クーパーの活躍などで敵陣に攻め込み、最後はキッカー(K)セバスチャン・ジャニコウスキーがフィールドゴールを成功させて先制した。

チャージャースも第2クオーター序盤にリバースからWRタイレル・ウイリアムスへの29ヤードパスが通り、タッチダウン。その後は両チームともフィールドゴールで得点を重ね、10対9でチャージャースがリードしたまま前半が終了した。

後半最初のドライブでは、リバースがランニングバック(RB)メルビン・ゴードンへの18ヤードパスを出してタッチダウンを決め、リードを広げる。レイダースもWRマイケル・クラブツリーの素晴らしいキャッチなどでリズムに乗ると、QBデレック・カーからクーパーへの64ヤードパスでタッチダウンし、点差を縮めた。勢いにのるチャージャース攻撃陣はその直後のドライブでもウイリアムスとゴードンが合計74ヤードを稼ぎ、最後はリバースから新人TEハンター・ヘンリーへの1ヤードパスでスコアし、点の取り合いに応じた。

ゴードンからファンブルを誘ってリカバーしたレイダースは、直後のドライブでクラブツリーが21ヤードパスをキャッチしてタッチダウン。これで逆転したレイダースは2ポイントコンバージョンにも成功し、点差を3に広げた。

第4クオーターにはRBジャマイズ・オラワリーが1ヤードランでタッチダウンを決め、さらにチャージャースを引き離したレイダース。一方のチャージャース攻撃陣も意地を見せ、リバースからゲイツへの4ヤードパスでタッチダウンし、点差を縮めた。チャージャースはディフェンスでも今季初出場となる新人ディフェンシブエンド(DE)ジョーイ・ボサがNFL初サックを決めるなどし、レイダースにプレッシャーをかけて試合時間残り4分8秒でボールを取り戻す。テンポよく敵陣26ヤード地点まで攻め込み、フィールドゴールで試合を振り出しに戻そうとしたチャージャースだったが、最後はキックのボールをホールドするパンター(P)ドリュー・ケイサーがファンブルし、チャンスを逃してしまう。最終的にこれで決着がついた形となった。

レイダースはQBカーがパス40回中25回成功、317ヤード、2タッチダウン、1インターセプトをマーク。WRクーパーはレシーブ6回、138ヤード、1タッチダウンと大活躍。守備陣も大いに奮闘した。

対するチャージャースQBリバースは、パス30回中21回成功、359ヤード、4タッチダウン、2インターセプトという活躍。WRウイリアムスはレシーブ5回で117ヤード、WRトラビス・ベンジャミンもレシーブ7回で117ヤードだった。