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【2016年第5週】新人QBプレスコットの活躍でカウボーイズが4連勝

2016年10月10日(月) 10:13

タッチダウンを決めたダラス・カウボーイズQBダック・プレスコット【AP Photo/Michael Ainsworth】

現地9日(日)、ホームのAT&Tスタジアムにシンシナティ・ベンガルズを迎えて第5週の一戦に挑んだダラス・カウボーイズはランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットが134ヤードを走って2タッチダウン、新人クオーターバック(QB)ダック・プレスコットがタッチダウンのパスとランを1回ずつ決め、終盤に勢いをつけたベンガルズ攻撃陣を防いで28対14で勝利して今季の戦績を4勝1敗とした。

最初のドライブでエリオットが13ヤードを走ってタッチダウン、先制したカウボーイズは第2クオーター開始早々にQBプレスコットが自ら走り込んで追加点。ハーフタイムを目前にスクランブルをかけたプレスコットは前進する中でWRコール・ビースリーを見つけて14ヤードのパスをつなぐ。受けたビースリーがタッチダウンを決めて21点差で後半に備えた。

後半の最初のオフェンシブスナップでボールを持ったエリオットが抜け出し、そのままオープンフィールドを駆け抜けて60ヤードのタッチダウンランを披露。エンドゾーンのフィールドレベルに設置された観客席に座るファンと喜びを分かち合った。

第4クオーターを迎えて28対0と大きく引き離されたベンガルズ。無得点で終われないベンガルズはスタジアムから20マイル(約32km)のところにキャンパスを構えるテキサスクリスチャン大学に通っていたQBアンディー・ダルトンがWRブランドン・ラフェルに2回のタッチダウンパスをつなぐも、反撃はそこまで。なんとか14点を返して試合は終了した。

負傷したQBトニー・ロモに代わって先発したプレスコットは初めてのターンオーバーを経験。第3クオーター終盤にサックされ、ファンブルしたボールを拾われた。それでも、インターセプトなしでパス155回とルーキー記録を更新したプレスコットは24回中18回のパスを成功させて227ヤード、1タッチダウンをマーク。WRエリオットは134ヤードを稼いで2タッチダウンを決めている。

一方、ベンガルズはQBダルトンがパス41回中29回、269ヤード、2タッチダウン、0インターセプトだった。

4連勝を飾ったカウボーイズは今季の戦績を4勝1敗と伸ばし、ベンガルズは2勝3敗となった。