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【2016年第5週】ファルコンズがブロンコスに白星、QBリンチはサック6回

2016年10月10日(月) 09:20

タッチダウンを決めるアトランタ・ファルコンズのRBテビン・コールマン【AP Photo/Jack Dempsey】

現地9日(日)、これまで4勝のデンバー・ブロンコスは、3勝1敗のアトランタ・ファルコンズをホームに迎えた。肩の負傷で欠場したクオーターバック(QB)トレバー・シーミアンに代わって、ドラフト1巡指名の新人パクストン・リンチがブロンコスの先発を務めたが、攻撃のリズムに乗ることができず、試合は23対16でファルコンズが勝利した。ファルコンズは開幕戦を落としたものの、これで4連勝だ。

ファルコンズは立ち上がり早々、QBマット・ライアンからパスを受けたランニングバック(RB)テビン・コールマンが48ヤードを走り、敵陣15ヤードまで攻め込んだ。その後、ゴール前第4ダウン1ヤードからRBデボンタ・フリーマンが走り込んでタッチダウン。ブロンコスの攻撃がパントに終わった後、ファルコンズはフィールドゴールで追加点を得て10対0とリードする。

第2クオーターが始まるとすぐ、ブロンコスはフィールドゴールで3点を返す。ファルコンズはワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズへのロングパスが2回失敗に終わるも、ランを中心に攻撃を進めて残り1分52秒でフィールドゴール。13対3で前半を折り返した。

第3クオーターに入ってもブロンコスは攻撃のリズムをつかむことができず、QBリンチのパスをファルコンズのセーフティ(S)リカルド・アレンが敵陣42ヤード地点でインターセプト。続くドライブではRBテビン・コールマンがパスをキャッチした後、31ヤードを走り抜けてタッチダウン、ファルコンズが20対3と差を広げた。ブロンコス守備陣は強いプレッシャーをかけ、ファルコンズWRモハメド・サヌーのファンブルを誘発、50ヤード地点でボールを確保する。

第4クオーターではブロンコスがターンオーバーで得たボールをフィールドゴールにつなげ、20対6に。しかし、ファルコンズも再びフィールドゴールで得点する。残り5分42秒にはブロンコスがこの試合初めてのタッチダウン。WRデマリウス・トーマスがブロックされながらもボールを持った手を伸ばしてゴールラインを割った。残り14秒でもフィールドゴールを決めたブロンコスだったが、攻撃に優るファルコンズが23対16で勝利を収めている。

ファルコンズQBマット・ライアンはパス28回中15回成功、267ヤード、1タッチダウン、サック2回。RBテビン・コールマンは132ヤードのレシーブ、31ヤードのラン、1タッチダウンを記録している。

ブロンコスQBパクストン・リンチはパス35回中23回成功、223ヤード、1タッチダウン、1インターセプト、サック6回だった。