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【2016年第5週】テキサンズを制したバイキングスが5連勝!

2016年10月10日(月) 08:45

パスを投げるミネソタ・バイキングスQBサム・ブラッドフォード【AP Photo/Andy Clayton-King】

現地9日(日)、開幕4連勝中のミネソタ・バイキングスはホームのU.S.バンク・スタジアム初のデーゲーム開催に、3勝1敗と好調のヒューストン・テキサンズを迎えた。試合は13対31でテキサンズを下したバイキングスが今季5連勝をマークしている。

テキサンズは3勝1敗と好調なスタートを切ったものの、前週からチームの大黒柱であるディフェンシブエンド(DE)のJ.J.ワットを負傷で欠いており、負けなしのバイキングスにどう対抗するのか、注目を集めていた。

負傷のワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスに変わって今季初先発を果たしたバイキングスWRアダム・シーレンがファーストドライブから23ヤードのパスキャッチを見せると、36ヤードのパスを受けてシーズン初のタッチダウンで先制。その後もランニングバック(RB)マット・アシアタのタッチダウンもあり、0対14と点差を広げる。テキサンズはセーフティになりかけた1ヤードラインでのQBサックによってバイキングスを1ヤードラインからのパントに追い込み、敵陣38ヤードから攻撃権を得たものの、キッカー(K)ニック・ノバクが51ヤードのフィールドゴールを外して得点できず。

一方、バイキングスはKブレアー・ウォルシュの19ヤードのフィールドゴールでリードを広げ、その後もなかなかファーストダウンを更新できないテキサンズに対し、リターナー(R)のマーカス・シェレルズが79ヤードパントリターンタッチダウンで24点差と突き放す。第2クオーター後半になってようやく、相手の反則によって初のファーストダウンを獲得したテキサンズ。さらにバイキングスの反則によってファーストダウンを更新しながら、Kノバックの38ヤードフィールドゴールで初得点、スコアを3対24とする。レッドゾーンでのオフェンスが良くないテキサンズは、次に得たドライブでもタッチダウンできず、Kノバックの30ヤードフィールドゴールで6対24となり、前半終了。

第3クオーターに入り、テキサンズはクオーターバック(QB)ブロック・オズワイラーがパスを試みるも、バイキングスのコーナーバック(CB)アンドリュー・センデーホにインターセプトされてターンオーバー。バイキングスは第4クオーターでQBサム・ブラッドフォードがWRコーダレル・パターソンにタッチダウンパスを通してテキサンズを寄せ付けない。それでも、試合時間残り3分46秒でオズワイラーからホプキンスにパスが渡り、テキサンズがこの一戦で初めてとなるタッチダウンで13対31と点差を縮めるものの、以降は得点なく試合終了を迎えた。

バイキングスWRシーレンはレシーブ7回、127ヤード、1タッチダウンと大活躍。QBブラッドフォードもパス30回中22回、277ヤード、2タッチダウンでインターセプトなしのパフォーマンスを見せている。

テキサンズQBオズワイラーはパス42回中19回、184ヤード、1タッチダウンで1インターセプトとバイキングスの守備陣に悩まされた試合だった。

バイキングスは2009年以来の開幕から5連勝、昨シーズンから8連勝と連勝記録を伸ばした。

次週、バイキングスはバイウイークで試合はないが、第7週はQBブラッドフォードをシーズン直前でトレードし、新人QBカーソン・ウェンツがブラッドフォードに変わって活躍しているフィラデルフィア・イーグルスと対戦。テキサンズは第6週にインディアナポリス・コルツとぶつかる。