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パッカーズがトレードによる2巡目指名権でノースダコタ州立大学WRクリスチャン・ワトソンを指名

2022年04月30日(土) 12:56


グリーンベイ・パッカーズからドラフト指名を受けたノースダコタ州立大学のクリスチャン・ワトソン【AP Photo/Charlie Neibergall, File】

グリーンベイ・パッカーズはついにオフェンスの選手をドラフト指名したが、それにはディビジョンライバルとのトレードが必要だった。

パッカーズは、ミネソタ・バイキングスに2巡目の指名権2つ(全体53位と59位)をトレードし、代わりに全体34位を獲得。現地29日(金)にラスベガスでノースダコタ州立大学のワイドレシーバー(WR)クリスチャン・ワトソンを指名した。

ワトソンはフットボール・チャンピオンシップ・サブディビジョンの競合と比較して優れた選手として輝き、2020年と2021年にはオール・ミズーリ・バレー・フットボール・カンファレンスにファーストチームで選出され、2021年にはセカンドチームのFCSオールアメリカンの栄誉を手に入れた。2019年から2021年まで3シーズン連続でレシーブ数とレシーブヤードでノースダコタ州立大学バイソンを率いて、もう少しその重量を活用してもいいものの、確かにスキルを持ち、年々改善する能力を実証しているフィールド全体を使えるレシーバーとして予想される。

ワトソンは指名後すぐに期待を浴び、オフシーズンにデイバント・アダムスとマルケス・バルデス・スカントリングが去った穴を埋めるためにパッカーズに加入する。『NFL Network(NFLネットワーク)』のダニエル・ジェレミアは、ワトソンのプロ比較としてバルデス・スカントリングをリストアップしたパッカーズにとって、ワトソンは確かに模範的な選手だと指摘した。

オフシーズンの選手の入れ替えによって大きな穴の開いたレシーバー陣のなかで、重要な役割を担うことが期待されているため、ワトソンにはすぐに学び成長することが求められる。チームが2021年のドラフトと2022年の1巡目をディフェンスの選手に費やしたあと、パッカーズファンはようやく、ともにプレーする新しい武器を獲得したアーロン・ロジャースから落ち着いて目線を移動させることができる。

『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、ワトソンはアーロン・ロジャースの時代(ロジャースの先発初年度である2008年以降)にパッカーズがドラフト指名したWRの中で最も高い順位だ。

【AK】