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バッカニアーズが4巡目の最初にTEケイド・オットンを指名

2022年05月01日(日) 02:10


ワシントン大学のケイド・オットン【AP Photo/Ted S. Warren】

2022年NFLドラフト3日目はタイトエンド(TE)の指名でキックオフした。

現地30日(土)、タンパベイ・バッカニアーズがケイド・オットンを全体106位で指名している。

バッカニアーズは1巡目の全体27位をジャクソンビル・ジャガーズに譲り、トレードの一環として4巡目最初の指名権を手に入れていた。ジャガーズはそれを使ってラインバッカー(LB)デビン・ロイドを指名するために全体33位、106位と180位の権利を譲り渡している。

オットンは2022年のNFLドラフトで5番目に指名されたTEとなった。

身長196cmのオットンは安定した手を持ち、優れたルートランナーだ。真の“Y”タイトエンドであり、ブレークのインとアウトがスムーズで、ブロック可能な信頼できるパスキャッチャーだ。23歳の最大の弱点は、キャッチ後のダイナミックさに欠けるところだろう。

ドラフトのプロセスで完全に健康な状態であれば、彼はもっと早く指名されていたかもしれない。ワシントン大学での4年間で、彼は91回のパスをキャッチして1,026ヤードを稼ぎ、9回のタッチダウンを挙げた。2021年はケガのために2試合を欠場した後に足首の手術を受けている。

オットンはグロンコウスキーの保険とも考えられる。

未来の殿堂入りTEでトム・ブレイディの永遠のベストフレンドであるロブ・グロンコウスキーはキャリアを続けるのかどうかをまだ決めていない。続けるとすればそれはタンパでのことになり、チームは彼のために場所を温めておくと言っている。しかし、もしグロンコウスキーがもう一度引退すると決めた場合は、キャメロン・ブレイトの後ろにオットンが入ることができる。

グロンコウスキーがもう1年続投するなら、オットンは最高のTEの後ろで学べることになり、今度こそグロンクが退くと決めた際にはポジションを引き継ぐ立場にいられるだろう。

【M】