7巡方式のドラフトで最多指名記録を塗り替えたジョージア大学
2022年05月01日(日) 20:242022年NFLドラフト1日目にジョージア・ブルドッグスは歴史を作った。
3日間のドラフトが終わって、また1つ記録が破られている。現地4月30日(土)のドラフト終了時点でジョージア大学からは15人が指名されており、全7巡で行われるドラフトでの最多指名数記録を塗り替えた。
ブルドッグスによる歴史の書き換えは、6巡目にすでに達成されていた。6巡目に同校からは4人が指名されており、全体212位でコーナーバック(CB)デリオン・ケンドリック、213位でタイトエンド(TE)ジョン・フィッツパトリックが選ばれた時点で合計は15人となった。
それほど大きな驚きではないだろう。攻守両面でブルドッグスには逸材がそろっており、特に守備面の強さは、カレッジ・フットボール・プレーオフ(CFP)ナショナル・チャンピオンシップでの優勝と、1巡目で記録的な5人のディフェンダーが指名されたことによって証明されている。
3日間にわたって続いたジョージア大学からの指名は、ジャクソンビル・ジャガーズが全体1位でエッジラッシャー、トラヴォン・ウォーカーの名前を呼んだところから始まった。その12人後にはディフェンシブライン(DL)ジョーダン・デイビスが選ばれ、さらにラインバッカー(LB)クエイ・ウォーカー、セーフティ(S)ルイス・シネが指名を受けて1巡目が終了。
1巡目候補と目されていたLBネコビ・ディーンが予想通りに指名されていれば、記録は5人ではなく6人になっていただろう。だが、ディーンは最終的に3巡目の全体83位でフィラデルフィア・イーグルスに選ばれた。
2021年の全米タイトルを取っているコーチのカービー・スマートは校内に彫像を建てられてもおかしくないほどの成果を達成した。少なくとも今後一生、町の中で自分の飲み代を払う必要はないはずだ。今回のドラフトでの出来事は長期的な彼のプログラムにさらに大きな意味を持つかもしれない。スマートがNFLに送り込んだ長い選手リストに新人を売り込むのは非常に簡単なことだ。2022年のドラフトでそのグループに15人の新しい名前が加えられた。
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