カーディナルスWRホプキンスが運動能力向上物質規定違反により開幕から6試合出場停止
2022年05月03日(火) 06:46アリゾナ・カーディナルスは2022年シーズン開幕から6試合をワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンス不在で戦うことになる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが関係者の話として現地2日(月)に伝えたところによると、ホプキンスはNFLの運動能力向上物質規定に違反したとしてリーグから6試合の無給出場停止処分を受けたという。また、ラポポートによれば、ホプキンスは不服申立てを取り下げたとのこと。
第一報を伝えたのは『ESPN』だ。
NFL広報担当は公式声明において「アリゾナ・カーディナルスのディアンドレ・ホプキンスは運動能力向上物質に関するNFLの方針に違反したため、2022年レギュラーシーズン序盤6試合を無給で出場停止とする。ホプキンスはプレシーズンの練習および試合にはすべて参加可能とする。チームのレギュラーシーズン6試合目が終わり次第、カーディナルスのアクティブロースターに復帰が認められる」と説明した。
ホプキンスは禁止物質の検査結果が陽性だったことに加え、利尿剤またはマスキング剤を代用しようとしたこと、検査サンプルを薄めるか不純物を混ぜることで検査結果を操作しようとしたといい、これらを受けて出場停止処分が科されている。
ホプキンスは昨年、手術を必要とした膝のケガを含め、複数回の負傷によって7試合を欠場した。その7試合のカーディナルスの戦績は3勝4敗、敗戦したうちの3試合では16点以下の得点にとどまっている。カーディナルスがプレーオフを勝ち上がっていけばホプキンス復帰の可能性もあったが、スーパーワイルドカードラウンドでロサンゼルス・ラムズに敗れて戦線離脱した。今回の処分によってホプキンスは11試合連続欠場を強いられる。
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