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【2016年第5週】レッドスキンズがレイブンズに競り勝つ

2016年10月10日(月) 07:27

ワシントン・レッドスキンズのWRジェイミソン・クラウダー【AP Photo/Gail Burton】

現地9日(日)、ボルティモア・レイブンズの拠点M&Tバンク・スタジアムでワシントン・レッドスキンズとの一戦が行われ、85ヤードのパントリターンを成功させたワイドレシーバー(WR)ジェイミソン・クラウダーやリーグ全体で29位にランクされているディフェンス陣の活躍によりレッドスキンズが16対10でレイブンズに勝利した。

最初のドライブでレイブンズのクオーターバック(QB)ジョー・フラッコがタイトエンド(TE)クロケット・ギルモアに7ヤードのパスを通してタッチダウン、先制を果たす。しかし、パンター(P)サム・クックのパントをレッドスキンズのWRクラウダーが自陣15ヤード付近でキャッチ、そのまま85ヤードを駆け抜けてタッチダウンを奪った。

その後、レイブンズがフィールドゴールで追加点を上げて3点のリードを持って後半に挑むも、クオーターバック(QB)カーク・カズンズがクラウダーに23ヤードのパスをつないだ後、エンドゾーン左サイド、レイブンズのコーナーバック(CB)ジミー・スミスの後ろでボールをキャッチしたWRピエール・ガーソンがタッチダウンを獲得したレッドスキンズが13対10と逆転に成功する。

レイブンズのラインバッカー(LB)C.J.モズリーが相手QBカズンズのパスを敵陣13ヤードでインターセプトするも、ボールのコントロールを失ってエンドゾーンに流れてしまう。タッチバックからレッドスキンズがフィールドゴールを選択、キッカー(K)ダスティン・ホプキンスが27ヤードのフィールドゴールを決めてレッドスキンズが6点差にリードを広げた。

以降は互いに追加点を上げられず、こう着状態が続くも、1回のビッグプレーで逆転が可能な状態とあって最後の最後までどちらに軍配が上がるか分からない試合展開を見せる。迎えた第4クオーターの残り時間39秒、レイブンズのWRブレシャド・ペリマンがフラッコからのパスを受けて23ヤードのタッチダウンを決めたかにも思われたが、リプレイ映像を確認したオフィシャルはパスのコンプリーションを認めず。ペリマンの右足はエンドゾーンに入っていたが、左足が境界線を割っていたのだ。結局、試合はこのまま終了となった。

レッドスキンズのQBカズンズは41回中29回のパスを成功させて260ヤードをマーク、1タッチダウン、1インターセプト。

負けたレイブンズのQBフラッコは210ヤードのパスを投げて46回中30回を成功させている。タッチダウンは1回、インターセプトはなし。

3連勝をマークしたレッドスキンズはこれで3勝2敗、黒星を喫したレイブンズも同じく3勝2敗となった。