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故障者情報:ドルフィンズRBフォスターが負傷退場

2016年09月19日(月) 18:08

マイアミ・ドルフィンズ【AP Photo/Steven Senne】

マイアミ・ドルフィンズは現地18日(日)に行われたニューイングランド・ペイトリオッツ戦に先発していたランニングバック(RB)のアリアン・フォスターが試合途中に鼠径部(そけいぶ)を痛めて退場を強いられた。その後、フォスターが試合に戻ることはなくチームは敗戦。

ベテランRBのフォスターは頻繫にケガをすることでよく知られている。フォスターは今週もハムストリングスの負傷を抱えていたが金曜日の練習にはフル参加していた。

RBジェイ・アジャイは試合に投入された後半開始直後、ドルフィンズのファーストドライブでファンブルロスト。ドルフィンズは後半、見事な巻き返しを見せたものの31対24で力及ばなかった。ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)を務めるアダム・ゲイズは試合後、負傷したフォスターはすぐ試合に戻ることはできないとチームのトレーナーから伝えられたと明かした。

その他、第2週の試合序盤に判明したケガ情報:

1.ジギー・アンサーは第1クオーターに足首を痛めて後半に除外。デトロイトはテネシー・タイタンズに16対15で接戦を落とした。

2.カロライナ・パンサーズは49ers戦の序盤に2人のRBが負傷。ジョナサン・スチュワートはハムストリングの負傷で試合開始早々に離脱。その後、バックアップのフォジー・ウィタカーは激しいタックルを受けて脳震とうと診断された。しかし、ウィタカーは後に試合復帰した。

3.ペイトリオッツのクオーターバック(QB)であるジミー・ガロポロは右肩の負傷により試合を離脱し、試合中に戻ってくることはなかった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えるところによれば、ガロポロは利き腕の肩鎖関節(けんさ)を痛めたようだ。22日のヒューストン・テクサンズ戦でガロポロが出場できる可能性はかなり低いともガラフォロは加えた。ペイトリオッツはガロポロが第4週には戻れることを望んでいる。

4.タンパベイ・バッカニアーズはアリゾナ・カーディナルスに40対7で完敗。RBダグ・マーティンはハムストリングの負傷により退場し、試合に戻ることはなかった。

タイトエンド(TE)のルーク・ストッカー(足首)、ワイドレシーバー(WR)のセシル・ショーツ(ハムストリングス)、ロバート・アイヤーズ(足首)も試合に戻ることはなかった。

5.デンバー・ブロンコスのヘッドコーチ(HC)を務めるゲイリー・キュービアックが試合後、スターラインバッカー(LB)であるデマーカス・ウェアーが肘付近の尺骨(しゃっこつ)を骨折したと明かした。ウェアーは19日にさらなる検査を受ける模様。彼は第3クオーター、インディアナポリス・コルツのQBアンドリュー・ラックにタックルを仕掛けた際に負傷。ウェアーがこのケガと付き合いながら試合に出場可能かどうかはまだ定かでない。

6.サンディエゴ・チャージャースのRBダニー・ウッドヘッドは膝を負傷してロッカールームに担架で運ばれ、試合に戻ることはなかった。

7.ライオンズのRBエイミール・アブダラーは足を負傷して試合に戻ることはなかった。

8.クリーブランド・ブラウンズのQBジョシュ・マッコウンは第1クオーターでの投球後、左肩を負傷してロッカールームへと向かった。後に試合に戻ったマッコウンが残りのスナップを全て受けたが、ブラウンズは20対2のリードを守り切れず25対20でボルティモア・レイブンズに敗戦。

ブラウンズのスポークスパーソンによると、センター(C)であるキャメロン・アービングもまた予備措置として試合後に救急車でスタジアムを後にした。ブラウンズがアービングは後に肺挫傷(ざしょう)と診断が下され、経過観察のために1晩入院することになったと発表。

9.ワシントン・レッドスキンズのディフェンシブタックル(DT)であるケドリック・ゴルストンはハムストリングスの負傷で試合を離脱し、戻ることはなかった。レッドスキンズがダラス・カウボーイズに27対23で敗れた後、ゴルストンはMRIでさらに詳しい検査を受けるだろうとヘッドコーチ(HC)のジェイ・グルーデンが語った。

10.コルツは18日、すでに手薄であったセカンダリーにさらなる打撃を受けた。コルツのQBダリアス・バトラーはハムストリングスの負傷で離脱し、コーナーバック(CB)のアントニオ・クロマティは肩の負傷により復帰は未定。また、頭部と首を負傷しているWRドンテ・モンクリーフがブロンコス戦に間に合うかも未定である。

11.ニューオーリンズ・セインツのCBであるP.J.ウイリアムスは担架で運ばれてフィールドを去った。今シーズン、ケガでセインツのCBが離脱したのはこれで2度目。ウイリアムスは脳震とうと診断を受けて試合に戻ることはなく、セインツは16対13で敗戦。

12.ヒューストン・テクサンズのWRブラクストン・ミラーは後半にハムストリングスの負傷で除外されたが、チームはカンザスシティ・チーフスに19対12と勝利。

13.タイタンズのLBエイバリー・ウイリアムソンはデトロイト戦、腰を負傷して試合を離脱し、試合に戻ることはなかった。

14.ジャクソンビル・ジャガーズのDEジャレッド・オドリックは肘の負傷により復帰時期は未定。DTロイ・ミラーもまた、手の負傷により復帰時期は未定である。

15.シアトル・シーホークスのWRタイラー・ロケットはラムズ戦で膝を負傷し、復帰時期は未定。RBトーマス・ロールズは足の負傷により復帰時期は未定。