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チームはバッファローの銃乱射事件の被害者救済に尽力するとビルズSハイド

2022年05月17日(火) 09:46

バッファロー・ビルズのマイカー・ハイド【Kevin Terrell via AP】

バッファロー・ビルズのセーフティ(S)マイカー・ハイドは、現地14日(土)にバッファローのスーパーマーケットで起きた銃乱射事件を聞いて、チャリティーソフトボールの試合をキャンセルすることを検討したという。

だが、ハイドは自分とチームメイトが犠牲者の家族や失意のどん底にある地域社会を助けられるかもしれないと考えた。

土曜日の午後、軍服を着てヘルメットに装着したカメラでライブ配信をしていた18歳の白人男性がトップスフレンドリーマーケットで発砲し、10人が死亡、3人が負傷した。犠牲者の大半は黒人だった。

バッファローのダウンタウンにあるサーレンフィールドでのソフトボール大会の前に、ハイドは「まだ信じられない」と語った。「世界に憎しみがあるとき、それを消せるのは愛だと思うんだ。今日ここに来て、コミュニティへの愛、若者たちへの愛、財団への愛を示したかった。そういう方法で戦うしかない」

ハイドの“IMagINe For Youth(イマジン・フォー・ユース)”財団はこのイベントでスポンサーから20万ドル(約2,578万円)を受け取っており、ハイドはその一部を犠牲者の家族に寄付することを約束している。また、試合会場で行われたサイレントオークションの収益金も同様に寄付されるという。

「憎しみのせいですべてをキャンセルしてしまったら、前には進めない」とハイドは述べている。

ソフトボールの試合にはクオーターバック(QB)のジョシュ・アレンやコーナーバック(CB)のトレデイビウス・ホワイトなど、ハイドのチームメイト数十人も参加していた。アレンによれば、ビルズは今週に自主的なチーム活動を行っており、月曜日にミーティングを開いて犠牲者の家族をどのように助けることができるかを話し合うとのことだ。

ビルズが投稿した動画の中でアレンはこう述べている。「昨日はずっと怒りが収まらなかった。妹の卒業式に参加した帰りの飛行機で、ただただ胸が締めつけられる思いだった。本当にそうだったんだ。チームとして話し合って、自分たちがどうしたいのかを考えていくけど、俺たちは間違いなく何かをやる」

「憎しみを終わらせ、人種差別をなくし、愛を選ぼう」


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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