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パッカーズがCBアレクサンダーと4年108億円の契約延長に合意

2022年05月17日(火) 11:15


グリーンベイ・パッカーズのジャイア・アレクサンダー【Ryan Kang via AP】

コーナーバック(CB)ジャイア・アレクサンダーは2021年シーズンの大半を欠場していたが、それはグリーンベイ・パッカーズが彼への長期的な投資を思いとどまる理由にはならなかった。

アレクサンダーとパッカーズが4年8,400万ドル(約108億4,604万円)の契約延長に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地16日(月)に報じている。ラポポートによると、アレクサンダーは契約延長の初年度に3,100万ドル(約40億0,270万円)を受け取る予定だという。これにより、アレクサンダーは1年間で2,100万ドル(約27億1,216万円)を稼ぐクリーブランド・ブラウンズのデンゼル・ウォードを超えて、コーナーバックとして最高額の年俸を受け取ることになった。

「詳細:
――ジャイア・アレクサンダーは1年で3,100万ドルを受け取る。サインボーナスは3,000万ドル(約38億7,371万円)
――ロースターボーナスの1,150万ドル(約14億8,492万円)は3月に支払われる
――2年間で4,500万ドル(約58億1,087万円)となる」

『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によると、2020年シーズンに優秀なコーナーバックであることを証明したアレクサンダーは全CBの中で最高のディフェンシブグレードとカバレッジグレードをマークしていたという。一方で、2021年シーズンはケガに見舞われてレギュラーシーズンの4試合しか出場できなかった。

しかし、欠場したことでチーム内の立場が低くなることはなく、パッカーズはむしろアレクサンダーを失ったことでその価値を再認識している。幸いなことに、パッカーズはシーズン途中でCBラスル・ダグラスを獲得しており、アレクサンダーの穴を埋める十分な活躍を見せたダグラスは3月にパッカーズとの3年2,100万ドルの契約を手に入れている。

パッカーズはアレクサンダーを2026年までとどめる契約を結んだことで、さらにセカンダリーへの投資を強化した。かつてルイビル大学からドラフト1巡目指名を受けたアレクサンダーは、一流選手として高額の報酬を得るに値することをすでに証明しており、今回の契約は彼にとって十分に納得のいくものとなっただろう。

【RA】