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2022年に「負けは受け入れられない」と第56回スーパーボウルに敗れたベンガルズQBバロウ

2022年05月18日(水) 09:44

シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Steve Luciano】

シンシナティ・ベンガルズのクオーターバック(QB)ジョー・バロウは、少なくとも5月の非接触型の練習で膝の装具をつけることはなかったが、第56回スーパーボウルでの悔しい敗戦を忘れてはいない。

現地17日(火)に記者たちと話したバロウは、一つのことを明確にした。それは、ベンガルズの2021年シーズンの終わり方には満足していないということ。

「負けは受け入れられない」とバロウは『FOX 19 (フォックス19)』のジョー・ダネマンに述べている。

バロウはこの春、再びAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンになるためにチームとともにシンシナティでのワークアウトを始めており、火曜日の練習には手術を受けた膝を保護する装具なしで参加していた。バロウは2020年にケガをした後、2021年は装具をつけてプレーしたが、大きな故障のないまま一年を終えることができたことで、より良い状態で2022年シーズンを迎えているようだ。

バロウは「もちろん努力はしているけど、“シーズン開幕に間に合うのか?”という心配がない分、リラックスできている。身体を整えて、健康でリラックスできていることだけに集中すればいい」とコメントした。

バロウは試合中に装具をつけることは想定していないと記者たちに話しているが、この件に関する最終的な決断はまだ下していないという。火曜日にバロウは装具を装着しておらず、もし2022年をこのまま装着せずに過ごすことができれば、2021年に装着中でも優れたパフォーマンスを発揮したクオーターバックにとっては大きな励みになるだろう。

昨シーズンにバロウはリーグを席巻してベンガルズを第56回スーパーボウルに導くというありえない結果を残し、たちまちリーグの他の選手からも一目置かれる存在となった。2022年に彼とベンガルズが直面する最大の壁は、周りを失望させないことだ。

バロウは2021年に傑出していると証明できた自分のプレーに大きな変更を加えることはなく、より磨きをかけることに焦点を当てる。2022年に改善が求められるのはバロウではなく、チームメイト、とりわけ彼を守るべきラインマンたちだ。

ベンガルズはこのオフシーズンに必要な投資を行っている。あとはバロウと新たに加わったメンバーがその変更がいかに価値あるものだったかを、激戦が見込まれる2022年のAFCで証明できるかだ。

【R】