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バッカニアーズQBブレイディが辛口ジョークの対象に、Netflixの“ロースト“に登場

2022年05月18日(水) 10:35

タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【AP Photo/Mark LoMoglio】

クオーターバック(QB)トム・ブレイディが熱した鉄板の上で炙られる・・・『Netflix(ネットフリックス)』の“ロースト”(偉大な人物に敬意を持ちつつ辛口のジョークを浴びせるショー)の中で。

Netflixは現地17日(火)、7度のスーパーボウル王者であるブレイディが新しいスペシャルプログラムである“Greatest Roasts of All Time: GROAT(史上最高のロースト:GROAT)”の最初の主役になると発表した。ブレイディはこのシリーズのエグゼクティブプロデューサーであり、ブレイディのローストは2023年に収録されることになっている。

“ジゼル・ブンチェンの夫”、“NFLドラフト6巡目指名選手”として記者会見に登場したブレイディは、罰金を回避するためだけにスーパーボウル前の記者会見に参加したと公言したランニングバック(RB)マーショーン・リンチの有名な台詞を引きつつ、こう話した。

「良き友マーショーン・リンチの言葉を借りれば・・・“俺はここにいるんだから、罰金は科されない”ってとこさ」と話した。

Netflixのスタンダップおよびコメディ部門副社長のロビー・プロウは「スーパーボウルに3度敗れたクオーターバックであるトム・ブレイディを丸焦げにするのが待ちきれない」とコメントしている。

「真面目にお話すれば、史上最高のフットボール選手とこのプロジェクトに共に取り組むことができるのは、とてつもなく大きなスリルだ。ヒットを受けながらも頂点に立つことにおいて彼に並び立つ者はなく、このローストはブレイディにとってそよ風のようなものだろう」

ニューイングランド・ペイトリオッツで20シーズンを過ごした後、ブレイディは2020年シーズンの最後にタンパベイ・バッカニアーズをスーパーボウル優勝に導いた。44歳のブレイディは1月に引退を発表したものの、3月にそれを撤回。もう1シーズン、タンパベイのクオーターバックに戻ると公表している。

キャリア通算パスヤード、タッチダウンパスでNFLのトップに立つブレイディは、NFLキャリアが終了した後には『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』のアナリストに就任することを先日に発表している。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


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